80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

急行アルプス用キロ58

2010-09-15 03:46:09 | 中央東線方面
予告どおりキロ58の仕上げをしました。

客窓の上側のサッシはアルミテープで表現し、セメダインスーパーXで貼り付けました。
また、窓中央の縦桟はt0.3プラ板を1mm幅に切り出しアルミシルバーを吹いたもので、裏側に少量の接着剤をつけて貼り込んでいます。
このような位置決めゲージを作ってはみましたが、目測で貼っても大して誤差は出ないことがわかったので、以降、このゲージは使いませんでした。



屋根置きの水槽はエンドウ製です。屋根と同じ濃いグレーに塗って所定位置に貼り付けました。φ2.5の2ヶ所の足で屋根に固定してあります。



ハイ、これで完成しました。番号はキロ58 1にしてあります。
もっとも、例によって「ほぼ完成」なのですが・・・(^^;
シートを入れ、妻面のジャンパ栓などのディティールを追加すれば、本当にフィニッシュできます。



KATOのキロ28改キロ58とつなげてみます。あークオリティの差は歴然ですね・・・
編成に組んでしまえば何とかなるでしょう(^^;



しっかしペーパー製のトレーラーのくせに重い車だ。と思って量ってみたら199gもありました。プラ製でモーターつきのKATOさんは238gだったので、その差は約40gほどしかありません。


どうやら金属製の床板とソフトメタル製の床下器具がその元凶のようです。手持ち品の安易な流用はいけませんねえ。。
おかげで2エンジン車なのに勾配線区に弱いという皮肉な結果になってしまいました(^^;


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1周年に感謝♪

2010-09-13 10:26:40 | 総務部
こんにちは。

本日9月13日でブログ開設1周年を迎えました。
ここまで続けてこられたのも、日々ご愛読、コメントいただいている皆様のおかげです。どうも有難うございます。


1年前に何を作っていたのか見返してみたら・・・
◆9/14「165系「アルプス」を仕立てる・その1(サロ455改165)
 サロ×2を再現するために余剰のサロ455を改造していました。グリーン帯を塗りなおすと書いていながらやってませんねぇ(^^;

◆9/15「キハ58系「アルプス」を仕立てる・その1
 またしてもアルプス(笑)
 キロ58のフィニッシュ、キハ28の2500番代化(パノラミックウィンドウ化改造)、キハ65の寒冷地仕様化(タイフォン代えるだけじゃん?)などなど、これもほったらかしみたい(^^;;;

あとは推して知るべしなので検証はやめます。


そういえば作ったなあキロ58。KATOのキロ28を動力化して、ペーパー自作のもう1両を加えてキロ×2を再現・・・

自作の方は、窓セルを入れて水タンクを載せれば完成というところで止まってました。吹いたトップコートが古くて、車体一面に斑点ができてしまったため放り出したようです。



一応こんなパーツは仕入れてあるので、1周年記念工作?でフィニッシュしてしまいますか。



それにしても1年後に新幹線を作ってるとは思いもしませんでした。E127系100番代もしかり。
ボチボチ復帰しつつあった鉄道模型工作を加速させようと始めたブログでしたが、その効果は絶大のようです。アルプスのように仕掛りになってしまっているものもありますが、仕掛り品が無事完成したものもいっぱいあります。
つくづく皆様の声援に感謝、感謝、です。


グランドひかりは厚手の紙と格闘中。やっとポツポツ窓が開き始めた状態です。


大昔のTMSに「窓抜きは慌てずじっくりやる覚悟でやれば意外と早く終わるものです。抜く前から窓の数を数えているようでは完成はおぼつきません。」と書かれた方がいらっしゃいました。

そのとぉーり!(^^;

でもね、視力と根気の衰えはいかんともしがたいのです。ま、そのためにもブログがあるので、これを励みになんとか頑張ってみたいと思います。2年目に突入した「80分の1丁目16番地」を今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!


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グランドひかりの製作(1-4)

2010-09-12 01:15:34 | 新幹線
引き続きダブルデッカー4両の下回りの製作状況です。

先行試作以外の3両についてもセンターピン穴とドローバーピン穴を開けます。これには床板の寸法出しに使った治具を活用しました。写真のようにあらかじめ穴の位置を示すガイド線を引いておき、それに沿って穴をあけるようにしました。



ヒノキ材で作ったスペーサーの両サイドをカッターとヤスリで削り、車体断面に合わせて船底形に成形します。



このクルマはダブルデッカーのため台車間に床下機器はついていないのですが、車端に水タンクと汚物タンクがついています。例によって形状がよくわかる写真がないので、怪しいと思いつつ、とりあえず形式図の形を信じて、比較的簡単そうな水タンクの方を試作してみました。

2本のタンクが抱き合わさったような形をしているので、まずφ6mm木材を2本、16mmの長さに切り、両エンドを軽く面取りしておきます。



サイドにカッターを入れて平面をつくり、貼り合わせます。



ドローバーを避けるため真っ二つに切ってしまいます。床板への取付け座はスカートに隠れてよく見えないので、3×3ヒノキ材でお茶を濁しました。



ドローバーピン穴を避けてこんな感じで貼り付けます。数が多いのでディティールよりも雰囲気優先で♪
あと手前に水揚弁装置箱がつきますが、ただの四角い箱なので後で一括して作ります。



4両分の床板を並べてみました。これだけでも大きいなあと感じるのに、ダブルデッカーの車体が載ったらどうなることやら(^^;



あと、ボルスター関係のパーツを買い揃えました。
前回もちょっと書きましたが、日光モデルの「木製床用センターピン」セットのセンターピンだけエンドウのものに取り替えます。余った日光モデルの分は、ドローバーを自作することにしたので、その取り付けピンとして流用することにしました。こうすれば余るのはラグ板2枚とスプリング1個だけになります。これも使い道はいろいろあるので実際はほとんど無駄が出ません。我ながらグッジョブ(^^v



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グランドひかりの製作(1-3)

2010-09-09 03:32:01 | 新幹線
下回りを試作してみました。

まず適当な厚紙で治具を作ります。平行と寸法に注意しながら35×79mmの穴を2ヶ所、両端の間隔が280mmになる位置に開けます。これがダブルデッカーの平床部分になります。



同じサイズに切り出したt2.0mmの発泡塩ビ板をはめ込みます。



車体中央の床を一段下げるためのスペーサーとして、3×10mmヒノキ材を2枚重ねたものを作っておきます。計算上は7mm厚のものがあるとぴったりなのですが、ありあわせの素材を使ったためこうなりました。階下の床面が1mm高くなりますが問題はありません。



スペーサーを先ほどの床板に接着します。発泡塩ビと木の接着なので多用途接着剤(セメダイン スーパーX)を使っています。



ずれない程度に固まったら、階下部分の床板(33×142mm)を乗せて接着します。車体スカートがすぼまっている関係で、平床部分よりも左右各1mm幅を狭くしています。



接着剤が固まったら台車とドローバーを取り付けます。マクラバリは日光モデルの「木製床板用」ですが、付属のセンターピンはカツミ台車の穴よりも細くガタが大きいため、エンドウの「センターピンT用(長)」に換えました。



まだ仮止め状態ですが、床下機器がないため、一応これで完成です。
椅子が載っていないと大物車みたい(^^;



センターピンの床上側には配線用のラグ板がはさんでありますが、追って車体脱着用の接点を作る予定なので、これは暫定です。



わが家で最大のR730のユニトラックに載せてみると・・・
ハミ出し量がハンパじゃないですね(^^;
最低でもR800以上じゃないと運転は難しそうです。



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グランドひかりの製作(1-2)

2010-09-08 09:48:09 | 新幹線
ペーパー工作をされる皆さんは、カッターで窓抜きなどするときにどんな定規をお使いですか?
私の場合、小中学生用の廉価な2枚組の三角定規を使っています。車体外周など長い辺はステンレス定規を使いますが、こまごまとした窓抜きには、ケガキ線が見えてサクサクと軽い取り回しができるこちらの方がだんぜん使いやすいからです。
刃の角度に注意すれば問題なく使えるのですが、調子に乗ってスイスイ切っていると、たまには「ザクッ」と切り込んでしまうことも。それでも軽微なうちは騙し騙し使っていたものの、さすがにここまで来ると・・・。



そこで、100系新幹線の製作を始めるに当たり三角定規を更新してみました。前のものと比べると厚さがあり、材質もアクリルでだいぶ硬いので、よほど力強く切り込まない限りザックリといく心配はなさそうです。
これで模型の出来栄えが格段に良くなるわけではありませんが、気は心、何となくいい気分でスタートが切れそうです。



ついでに机の上も心持ち整理整頓して作業スペースを拡大。なにせ全長30cm近い車体はA4サイズのカッターマットぎりぎりになるので、場合によってはマットごとグルグル回してやらないとうまく切れないのです。。



手始めに車体を丸めて曲げぐせをつけてみました。セオリー通り、屋根の両肩部分は裏側に約1mm間隔のスジを入れて曲げやすくしてあります。
初めて扱う「スノーマット」紙ですが、硬い手触りとは裏腹に素直に曲がってくれたのは意外でした。しかも曲げた状態からあまり戻らないので、妻板の接着が楽にできそうです。



屋根Rも綺麗に出ています。この車のようにR半径が大きい場合は、裏側のスジ彫りがなくても十分いけるかも知れません。



だいたい紙の特性がわかったところで平面に戻し、続いて窓抜きに移りますが、その前にドアの縁どりを表現するためのシールを貼ります。E127系の時にも使ったプリンタ用のシール紙です。



車体には縁取りの外周線がプリントしてあるので、それをガイドにして貼り込みます。



中のドア部分を切り抜きます。ドア周囲についているテーパーは、サーフェーサーを吹いてからケバ取りを兼ねて削り出す予定です。



ところでこの100系、屋根上の構造がまた不可解なのです。0系以上に資料が少ない・・・
雑誌やネットの俯瞰写真と解説記事から、屋根の中央はステンレス構造になっていて、ビードというか少しゴツいリブが走っていることまではわかったのですが、車端部に載る空調機器の上面の様子が最後までわかりませんでした。

そんな折に発見したのがこの写真です。KATOから発売されたNゲージ「グランドひかり」にメークアップを施してグレードアップされたそうで、墨入れ効果でディティールがはっきりとわかります。ブログ管理者様にお願いして転載させていただきました。

【「ラピート大好き人間のブログ」(らぴーと様)より】


この写真を見てしばし絶句。
めちゃくちゃ難しそう・・・(-_-;

今回は作る数がハンパじゃないので、スジ彫り+墨入れで済みそうな部分は車体と一体にしておき、ディティールが細かくて難しそうな部分はとりあえず別パーツ化する(あとで考える=先送り体質・・・)設計にしました。

こんな感じで室外機パーツだけあとではめ込めるように切り抜きます。側面につく細かなルーバーは例のシールに印刷したものをパパッと貼ってお茶を濁すつもりですが、碍子の取付けスペースはすり鉢状にしなきゃいけないしなどなど、もぉ作る前からパニック状態です(^^;



ちなみに、今回はまだ作りませんが、平屋根車の天井はこのようになっているそうです。同じくKATOのNゲージで、美しく墨入れされた空調機器が目に眩しいです(上が加工前、下が加工後)。
あぁもう絶体絶命。これを一個一個作るのは・・・
まじめにレジンモールドを考えた方がよいのでしょうか??

【「ラピート大好き人間のブログ」(らぴーと様)より】


とまあ難題山積なのですが、とりあえず4両、頑張ってみることにします!


【参考】上記写真を含む「グランドひかり」のグレードアップ工作記事はこちらでお読みいただけます。


★SPECIAL THANKS★
写真の転載をご快諾いただきましたらぴーと様、どうもありがとうございました。


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