80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

EF13もいじらないと

2010-09-06 15:54:43 | 中央東線方面
古豪EF13が「わしのことは忘れたのか」と言っているので、少しだけいじってみました。



前面カドのRは削り出しで表現することにしているので、裏側にポリパテを充填しました。内貼りに厚紙を使っているので、念のため厚くしておく、程度の作業です。



端梁をt1.2プラ板から切り出しました。デザインなのか機能なのかわからない長円の穴があいているのが特徴です。本来は2箇所に穴をあけてつないでやるのが正しいやりかたですが、手を抜いて1箇所の穴をドリルでグリグリ広げていったらナナメになってしまいました。試作品と諦め、正規品に活かすことにします。



実物はこんな感じです。例によって同種のEF10(九州鉄道記念館蔵)のものです。本やネットで今までに撮影された各車の写真を見ると、どうも穴の形はいろいろあるようですが・・・



ついでに九州鉄道記念館で撮った写真を載せます。ソニック883のミニ運転列車です。カッコイイよ、これ(^^;



大宮にあるのと同じサイズのようですが、「鉄ハク」「換算0.1」などのおしゃれな表記は残念ながら見当たりませんでした。



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グランドひかりの製作(1-1)

2010-09-05 15:46:06 | 新幹線
中間に挟まるダブルデッカー4両分の原図が描き上がりました。

179形(グリーン/普通車)を作図しているときに気付いたのですが、屋根Rの開始点をもっと高くしないといけないことがわかりました。そうしないと窓のすぐ上からカーブが始まってしまうのですが、実物写真を見るとそうはなっていません。
結局、側板を0.75mm高くし、それに合わせて屋根両肩のRを小さくしました。ダブルデッカー以外の断面も同じように修正しています。一見同じように見えても、0系の深屋根とはだいぶ違う断面であることがわかってきました。


変更した断面ゲージを使って展開寸法を求めなおします。写真では屋根部分に42.5mmと書いてありますが最終的にここは42mmとし、側板を含めた合計寸法は127mmとしました。
なお、紙は先日買い求めた「スノーマット」を使い、カッティングのしやすさやメクレの出具合などの感触を確かめました。かなり硬いので、しっかり刃を入れていく必要があるようです。



プリンタに出力します。紙質を考え背面から手差し印刷しようとしたのですが、うまく紙の位置を検出しないので仕方なくオートシートフィーダを使いました。しかしA4プリンタの悲しさ、給紙方向を紙の目の方向と一致せざるを得ないので、給紙のアクションと同時に強制的に紙を押してやらないとうまく持って行きません。



そんなわけで、綺麗にプリントできてはいるものの、念のため寸法誤差をチェック。左右はともかく誤差の出やすい前後(車体長)方向をチェックしてみると、ドンピシャ設計と同じ282mmになっていました! よかった~

 

プリントアウトしたダブルデッカー4両分の車体です。さすが長さ、幅ともにBIG。1両分でも十分涼しいウチワとして使えますよ(^^;



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グランドひかりの製作(序-3)

2010-09-03 03:07:13 | 新幹線
第一陣のダブルデッカー4両のうち、2階グリーン席、1階普通席をもつ179形(7、9号車)と178形(10号車)の模型展開図ができあがりました。下は179形の図面です。



前回、200系249形がよく似ているので手元にあるその図面をもとに作図する、と書きましたが、そもそも1階席の窓寸法が違うので、結局179形の図面が掲載されている「鉄道ファン」1985年6月号を近所の古書店で入手し、それをもとに作図しました。蔵書どんどん増えていきます(^^;
車内レイアウトが若干違う178形は図面がないので、雑誌の写真を参考にそれらしく寸法を割り出しました。
あとは食堂車168形の作図が残っています。


それから、車体用の紙のストックが少なくなっていたので、画材店で買い足しました。
今回は新しく、店頭でみつけた「スノーマット」という紙を買ってみました。純白ツルツルで、いさみやの車体用方眼紙とよく似た質感です。厚さは0.4mmよりは気持ち厚め(0.45くらいか?)でかなりコシが強く、元々は版下用作業に使う紙のようです。



あと、DT200台車もなくならないうちに買っておきました。プレーン×1、ピボット×5の計6両分で、これで、とりあえず12連までは在庫の心配をしなくてよくなりました。


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グランドひかりの製作(序-2)

2010-09-01 12:32:51 | 新幹線
製作する模型の要点を整理しておきたいと思います。

■スケール:1/87
■構造:t0.4mmアイボリー紙を用いたペーパールーフ構造
    床板は動力車=t1.0真鍮板、付随車=t2.0発泡塩ビ板
■台車:カツミ製DT200(実車はDT202)
■動力:キャノン製EN-22モーター+MPギヤ
    (1組/暫定8両,2組/12両or16両)
■カプラー:エンドウ製ドローバー
■パンタグラフ:カツミ製PS200(実車はPS202)
■照明:前灯、尾灯、室内灯ともLEDによる点灯化
■内装:シート、カーテン装備


いやぁこうしてみるとフル装備ですね・・・大丈夫かな(^^;

動力は8両当たりMP1組と少し不安ですが、勾配線で運転するものでもないので、M車の補重とT車の軽量化を徹底すれば可能ではないかと思います。ペーパーで長編成を走らせている方がいらっしゃれば見解をお聞かせください。


編成の概要と製作順のメドは次のとおりです。車両番号はまだ決めていません。
異色ですが1期工事は二階建て車両の4両をつくります。車体構造の確認を兼ねたウォーミングアップということで。
引き続き2期工事で両端先頭車を含む4両をつくり、短いながらも8両で自走できるようにします。このときの動力車は11号車の125-3700形を予定しています。
最後に残りの8両をつくって完成となりますが、場合によっては4両ずつ2回に分けるかも知れません。ただ、分けてしまうと「12連でいいんじゃない?」という魔のささやきに屈する危険性大なのですが(^^;


赤字:二階建て,◆:パンタ搭載,◇:パンタ撤去,=M=:動力車

↑博多

2 1号車 121-3000(Mc)
3 2号車 126-3000(M')◇
3 3号車 125-3000(M)
2 4号車 126-3000(M')◆
3 5号車 125-3800(M8)=M=
3 6号車 126-3000(M')◇
1 7号車 179-3000(TSD1)
1 8号車 168-3000(TDD)
1 9号車 179-3100(TSD2)
1 10号車 178-3000(T'SD)

2 11号車 125-3700(M7)=M=
3 12号車 126-3000(M')◆
3 13号車 125-3000(M)
3 14号車 126-3000(M')◆
3 15号車 125-3000(M)
2 16号車 122-3000(M'c)◇
↓東京


心配なのはDT200台車がこの先も確保できるかどうかです。なにぶん用途が限られる台車ですから、本家カツミでも常に店頭在庫があるとは限らないし再生産も不定期でしょう。前倒しで調達しておいた方がいいかも知れませんね。
ちなみにPS200パンタは、2両に1基という大食いな?0系のおかげで既に3基揃っているので安心です。


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