80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

上信500形の製作(新1)

2019-09-17 09:33:35 | 東北方面
やはり買ったおやつは食べないと。。
というわけで、先日購入したzugの西武新101系/301系プラキットに着手しました。
ちなみにナハネ20は残りの改造分とあわせて塗装するのでまた後日でーす。(という、仕掛り品送りの定番口実w)


上信電鉄500形の第2編成(クモハ503+クモハ504)として製作します。
何で「新1」なのかというと、念のため昔の記事を確認したら、2年前に上信500形の製作(1)として投稿していたことが判明したからなのです。


まず車体まわりのパーツを切り離してバリ取りをしておきます。妻板は貫通ドア有り・無しの2枚が入っていますが、屋根板はMc、M'c、Tc共用なので、パンタや配管止めなどの穴は各自で開けるようになっています。



作業しやすいバラのうちに手すり穴を開けておきます。φ0.4mmドリルを使用。



M2ナットを仕込んだ床板止めを片側につき2か所ずつ接着。なおナットとプラなど異種素材との接着にはセメダインスーパーXクリア、プラ(ABS)の車体素材どうしの接着にはABS用接着剤を使っています。



これらの下ごしらえさえ済めばあとは組むだけ。パーツどうしの"合い"は極めて良好。ただ、妻板側の床板止めは説明書にも記載があるように、車体の補強梁か床板止め本体を少し削った方が妻板が隙間なく接着できるようです。



屋根は別に作っておいて塗装後に取り付けることとし、先に駆動関係を詰めていきます。まず、モーター穴をFK-130SHに合わせて調整。



MP仕様にするためにはセンターピン穴をφ3.2mmドリルで拡大せよ、と書かれているのでその通りにすると、どうみても首を振らない。。。仕方ないので床板のボルスター部一式をすべてカットして新たにt1.0プラ板で床板相当のものを貼り付けました。これで一応事なきを得たのですが・・・。



説明書を読み返すとさらに続きがあって、どうやらセンターピン一式を付属の専用パーツに置き換えるのが正解だったようです。皆さん、説明書はしっかり読みましょ~(←あんただけや)。まあ床上側からみても違和感はないのでヨシヨシ♪



MPギヤは赤ガエル用に買ったWB30mmという、ほぼ他に転用不可なものの片割れを使用します。あちらも片台車駆動なので。。ご覧のようにドライブシャフトを切ってWBを27.5mmに縮め、φ2.4-2.0mm真鍮パイプで繋いであります。ドライブシャフトにペンチで傷を付けて圧入状態とし、念のため瞬着をしみ込ませてあるので強度上は問題なし。



デフォルトのLN-15モーターを使い、かつ、説明書をちゃんと読めばもっとラクに作業できたのですが、あえて迷路に入り込んでいくのが80分の1丁目スタイルなので、どうか生温かい目で見守ってください。w


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ナハネ20増殖計画(2)

2019-09-14 01:03:03 | 九州・山陽方面
ナハネフ23からナハネ20への改造を続けます。反対側も同じように車掌室から客室の前までをカット。



左右を入れ替えて仮に組み合わせてみたところ・・・。あれれ??つなぎ合わせた部分の吹き寄せの幅が広くないですか???



反対側と同様に方向幕窓のすぐ近くで切断したところ、な、な、なんと方向幕窓の位置が左右で違っているじゃーないですか!やり直し!!(大泣)



右端をカットして窓を1.5mm右側に寄せ、空いた隙間にプラ板を差し込んで事なきを得ました。



妻窓、テールサイン、テールライトの穴をそれぞれプラ板で埋め、貫通路は広げておきます。この後、継ぎ目にパテを盛り、サーフェーサーを軽く吹いて一次研磨を行いました。



床板はt1.0mmとt0.5mmのプラ板を貼り合わせたもの。



台車は日光のTR55でセンターピンは日光の金属床用を使用。床下機器はカツミの20系客車用です。



ということで、継ぎ目の処理はまだ途中ですが車体と下回りを仮組みしてみました。どうですか?すっかりナハネ20に化けてますよね♪



反対側から。増設した窓には普通の窓ガラス板(ポリカ)を入れようか(Hゴム表現がメンド~)、それともナハネフ23ボディを1両潰して窓ガラスを調達しようか(モッタイナ~)いろいろ思案中です。




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ナハネ20増殖計画(1)

2019-09-10 01:55:50 | 九州・山陽方面
いろいろ買ってしまったついでに記事の方も方々へ飛びまくります。安定の80分の1丁目スタイル。笑

「はやぶさ」用のナハネ20(KATO)を少しずつ増やしています。オクではコンスタントに出てくるようですが、やはり最終的にはけっこうな値段まで釣り上がってしまいます。なので適価な中古品を店頭で見つけるたびに購入するようにしています。

前回、アキバで2両手に入れた話を書きましたが、これが引き金となって、以前から計画していたナハネフ23のAssyボディを使ったナハネ20への改造計画を実行に移してみました。タネ車は某個人模型店にひっそり在庫していたナハネフ23ボディ(型番1-521A)。当工場の見立てによれば、車掌室を除けば他の部分はナハネ20と同寸。切った貼ったで割と簡単に改造できるのでは?と踏んだのです。



とはいえ実物と違って模型ならではの構造というのもあるので、まずは試験的に片側だけ改造してみて問題ないか確認してみましょう。車端部、デッキドア脇、客室境界の3か所に糸鋸で切れ目を入れます。



屋根側は“ツメ”が入る穴の外側に沿ってカッターの刃を何回か入れておきます。



側板を押すように折り曲げてカットし、断面をナメてバリなどを取り除いておきます。



車掌室の小窓を客室サイズに拡大し、デッキドアと左右を入れ替えて接着。裏側の腰部にはt1.0mmプラ板から切り出した補強板を接着しておきます。これらの接着には瞬着とセメダインスーパーXクリアを適宜使い分けています。



左右を入れ替えてドアを車端にもっていったところ。糸鋸の刃厚だけ側板が短くなるため、t0.5と0.3のプラ板を挟み込んで調整してあります。



補強板を入れた裏側のようす。補強板の左側に、床板のツメを受ける「溝」部分をクリアパーツから切り取って貼ってありますが、そもそも完成車と同じ床板を使うことはないので、単なる床板の“高さ合わせ部材”でしかなくなっていますが・・・。



ナハネ20完成品と比べてみます。寸法的には問題ないですね。



妻面はどうしましょう。窓をちまちま埋めるか、1枚板を貼って隠してしまうか。妻板がこれ以上厚くなると見栄えが悪いのでおとなしく埋めますか。。



ということで、なんとか改造のメドが立ったのでタネ車を大量購入しました(爆)。大量といっても3両ですけど。市場在庫もほぼ尽きたと思っていたら、あるところにはあるもんで、何のことはないホビセン東京のAssyコーナーに5本ぐらい吊ってありました。通販でもまだ買えるようです。ナハネフ22ボディもありました。これでやっと往年の20系ブルトレの編成美が楽しめそうです。



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またいろいろ買ってしまいまして

2019-09-03 23:32:51 | 私鉄電車
早いもので9月に突入しました。少しずつ秋らしさは感じるものの、まだしばらくは汗だく生活が続きそうです。

今日、アキバの某店中古コーナーを覗いたところ、KATOのナハ20が2両出ていて値段もリーズナブルだったので即買いしました。「はやぶさ」用にはあと2~3両欲しいところですが、じっくり探すかトラムウェイで手打ちとするか、はたまた作るか…。一応台車と床下機器は3両分あるのでスクラッチも可能なんですけどね~。。



こちらは先月中頃に衝動買いしたブツ。zugの西武新101系/301系プラキットです。発売からだいぶたっているので衝動買いもなにもあったもんじゃないですが。。



コトの発端はこれらの解体&仕掛り車体。これを何とか再生して上信電鉄500形を作ろうかなと思っていたのですが、久々に取り出してみると、なんだか情けないクオリティに唖然。やっぱり酔った勢いで変な妄想を抱いてはならないことを痛感したのです。一方で台車やギヤなどはエンドウ製品を購入済みなので、ならばまっとうな車体をのせてちゃんと作ろうかと。



ちなみにターゲットはこちら。赤い「マンナンライフ」ラッピング時代のクモハ503+クモハ504です。



車体は一体成型かと思っていたら、屋根、側板、妻板がバラバラの板キット状態でした。中央の湯口付近になんかすごいバリが見られますが(笑)、各パーツは非常にすっきり成型されていて好感が持てます。



床下機器は、「ディティールが大味」といった評価もあるようですが、見た限り、超精細ではないにせよ十分鑑賞には耐えられそうです。



一応この上信電鉄も「湘南顔」ではあるので、赤ガエルの裏プロジェクト(又の名を浮気事案)として着工するかどうか思案中です。(笑)


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