アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月17日)は、3連休の日々に働いたので、お休みのはずの日でした。

まずは、整体の治療のため市ヶ谷の五番町鍼療院 へ。
オフィスに立ち寄る前に入ったのがエコブック神楽坂店。
そこで目に入ったのが『吉野弘詩集』(吉野弘、ハルキ文庫、680円)

吉野弘詩集
吉野 弘

ハルキ文庫
(角川春樹事務所)

私は吉野弘の「祝婚歌」という詩が好きです。

私は、甥の結婚式で仲人を務めたとき、この詩を朗読しました。


二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと

気付いているほうがいい

完璧をめざなないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で 風にふかれながら

生きているなつかしさに

ふと 胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい


結局、オフィスにはお弁当を食べる時間を含めて3時間ほどいました。

夜は、刺身が食べたいという私につき合ってくれたカミさんと共に桃太郎寿司に行きました。

 

結婚して24年。いろいろなことがありました。

このカミさんとは、無理な緊張もなく、時々二人で胸を熱くしながら、黙っていたり、語り合ったりしながら、ここまで来ました。

これから数日、遅めの夏季休暇のために北海道にバイク旅行に行った息子のいない日々を過ごすのです。

<お目休めコーナー> 9月の花(15)

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