アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今までは、主に自分の嫉妬について書いてきました。
2回目は、嫉妬と羨望の違いに触れました。
まだ読んでいない方は、次をご参照ください。

1回目
2回目

今回は、あなたが周囲の人から嫉妬・羨望を受けたときの対応策をテーマにします。
そのためには、渡部昇一先生の嫉妬の起源(赤色)と私の定義(緑色)を頭に入れておくと、対応策が出やすいです。

嫉妬心は、自分が欲しいもの、自分が高い価値を置いているものを、“こともあろうに他者が持っている”ことから発している

嫉妬とは、他者(第三者)によって自分の地位、所有物が危険にさらされたとき、疑惑を伴って他者、あるいはパートナーを引き下げよう、排除しよう(または、パートナーをつなぎとめよう)として使われる感情

ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学び、リーダー/トレーナーになったり、カウンセラーになったりすることで、周囲の嫉妬・羨望を受けるケースも見られます。

私のお勧めの対応策は、次の3つです。

1.『神曲』の著者、ダンテの次の言葉を肝に銘じておくこと
「お前の道を進め!人には勝手なことを言わせておけ」

他者は、無責任に勝手なことを言うので、言わせるだけ言わせて、あなたが聞きさえしなければいいことです。

2.「出る杭は打たれる」という格言があるが、打つのが困難なくらい出過ぎてしまうこと

中途半端に出ているから言われるし、言われる側もすぐへこむのです。出る杭になったならば、突き抜けるくらいに出てしまえば、あなたを打ちようがなくなります。

3.疑惑は事実で明らかにすること

特に、嫉妬には疑惑が付き物です。この疑惑は相手の懐に入って、しっかりと晴らすほかないと思われます。

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