アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月2日)は、朝、3カ月ごとに行っているデンタル・クリニックの近所の東中野の桜が満開でした。

夕方から東京を離れ、今日研修を行うため福島市に来ております。

ヒューマン・ギルドの法人事業部長の宮本秀明さんと新幹線からずっと一緒で、新幹線を降りてホテルにチェックインする前に、駅ビル内の本屋さんに立ち入ったら、目立つところに「大変売れています」と書かれて、アドラー心理学の本が2冊置いてありました。

店員さんと立ち話をして、思わず名刺を差し出してしまいました。

さて、「アドラー心理学ブームについて」の7回目です。

アドラー心理学ブームの中にあっても、アドラー心理学を学び、伝える上での 3つの留意点(使用上のご注意)について。
このことは、「『嫌われる勇気』を読み解く」の講座でも、結論部分でお話ししたことです(少々表現を変えています)。

ポイントは、次の3つです。

1.建設的/非建設的の判断軸を持つこと

2.読んだことを鵜呑みにしないこと
  (1)原典にあたる  (2)寛容であること

3.畳の上の水練にならないように
  (1)仲間で学ぶこと  (2)良き師を持つこと

まず、アドラー心理学は、良い/悪い、正しい/間違っているの軸でなく、建設的(ユースフル)/非建設的(ユースレス)の判断軸を大事にしています。

第2に、誰かの説くアドラー心理学を鵜呑みにしないで、原典で時にチェックし、本当にそうなのか確認しつつも、ある部分は独善的に捉えるのではなく、寛容であってほしいと願っています。

第3に、理論と実践の両者を大事にするアドラー心理学を本を読んだだけでわかったつもりになっていただきたくないです。
アドラー心理学は、実践に移せてこそ真価が問われます。
独善は危険です。仲間と学び合うこと。よき師に巡り合えることが肝心です。
私は、ペルグリーノ博士という師と巡り合えて、アドラー心理学の本質的なところと、言行一致の大切さを学び続けています。

◆アドラー心理学を本格的に学ぶには、 アドラー心理学ベーシック・コース  と  愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) がまずお勧めです。

◆今までの1~6回目は以下をご参照ください。

3月18日 アドラー心理学ブームについて(1)
3月19日 アドラー心理学ブームについて(2)
3月25日  アドラー心理学ブームについて(3)
3月29日 アドラー心理学ブームについて(4)
3月30日 アドラー心理学ブームについて(5)
3月31日 アドラー心理学ブームについて(6)

人気ブログランキングへ
(クリックしてね)



コメント ( 4 ) | Trackback ( )