アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(4月4日)は、午前中、五番町鍼療院で体ほぐしをしていただき、その後、市ヶ谷駅から飯田橋駅に向けて線路沿いの土手の上を歩きました。

 桜のピーク時期は過ぎたようですが、それなりの美しさを堪能しながら市ヶ谷→飯田橋→神楽坂のオフィスまで歩きました。

毘沙門天(善国寺)のしだれ桜は、ちょうど見ごろでした。

さて、「アドラー心理学ブームについて」の8回目です。
前回で終わりのような感じでしたが、まだまだ続きます。

今回から数回は、アドラー心理学が承認欲求を求めることを否定していることについて。

岸見さんは、『嫌われる勇気』の中でこのことについて次のように書いています。

・「アドラー心理学では、他者からの承認欲求を求めることを否定します」(「アドラー心理学の大前提」)(P.132)

・「承認欲求の危うさは、・・・・多くの場合それは、賞罰教育の影響なのです」(P.134)

・「賞罰教育の先に生まれるのは『ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない』『罰する人がいなければ、不適切な行動もとる』といった誤ったライフスタイルです」(P.134)

・「われわれは『他者の期待を満たすために生きているのではない』のです」(P.135)

・「もしもあなたが『他者の期待を満たすために生きているのではない』のだとしたら、他者もまた『あなたの期待を満たすために生きているのではない』のです」(P.136)

・「承認欲求にとらわれている人は、いまだ共同体感覚を持てておらず、自己受容や他者信頼、他者貢献ができていないのです」(P.254)

 アドラー心理学では、賞に代わる勇気づけ、罰に代わる自然の結末・論理的結末を説いているのですが、教育(影響を受ける側からするとどうなのか、次回から探ってみることにしましょう。

◆アドラー心理学を本格的に学ぶには、 アドラー心理学ベーシック・コース  と  愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) がまずお勧めです。

◆今までの1~6回目は以下をご参照ください。

3月18日 アドラー心理学ブームについて(1)
3月19日 アドラー心理学ブームについて(2)
3月25日  アドラー心理学ブームについて(3)
3月29日 アドラー心理学ブームについて(4)
3月30日 アドラー心理学ブームについて(5)
3月31日 アドラー心理学ブームについて(6)

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