おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
「僕の生まれた町は、あの日突然、波に飲まれた」から「破壊されつくされたあの日から3年。同じ場所に、真っ赤な希望のイチゴが実っている」と続き、「『絶望』の中にはかならず『希望』が潜んでいるのだから」と結ぶ、写真入りの文章からこの本は始まります。
2011年3月11日、東京でIT系の会社を経営していた岩佐 大輝さん(この本の著者)は、震災の3日後にやっと故郷の宮城県山元町に車でたどり着きました。
そして、何もない場所からイチゴ生産にコミットし、伊勢丹新宿店で一粒1,000円で売るミガキイチゴを完成させ、海外生産も進めます。
感動的な実話だけに説得力があります。
著者のミッション、ビジョン、パッションにロジックが加わり、読んでいてとても勇気づけられる、『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』のメッセージが伝わってくる本です。。
章の終わりの「チャンスをつかむ1%のヒント」には、読者を奮い立たせる言葉が配置されていて、深い感動を伴って読み終わりました。
本書の編集を担当された株式会社 ダイヤモンド社 書籍編集局第二編集部の竹村俊介さんから贈呈を受けました。
竹村さん、いい本を作っていただき、その上私に贈呈していただきありがとうございました。
(写真右が竹村さん、3月11日撮影)
強くお勧めです。
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