おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月4日)は、あるアドラー心理学の本の書評を某雑誌用に頼まれていたので、4,500字で書き終え、出版社にメールで送りました。
私は、頼まれた原稿、取材、出版については、できるだけ引き受けることをモットーにしています。
自分にできないときは、他の人を紹介することもあります。
こういうことを30年以上コツコツとやっているので、次から次へとさまざまな依頼があるのです。
夜は、カミさんと中秋の名月をしばし観賞しました。
月がだんだん雲に隠れていきました。
さて、『看護師のためのアドラー心理学』出版の裏話として長谷 静香さん に幸運の女神が微笑んだ幸運のメカニズムをお伝えする3回目です。
ポイントを次の3点とし、そのうち(1)(2)を書いているので、今回は(3)についてです。
(1)出版についての夢を持ち、語ること
(2)本を書くためのコンテンツ(内容)と資質を持っていること
(3)出版にあたっての伝手(つて)を得ること
(3)出版にあたっての伝手(つて)を得ることにつながるのですが、長谷さんがご自分をさておき、地道に仲間のイベントのために貢献していたことが印象に残っています。
以下は、その一例です。
2016年2月12日付けブログ 牛久でアドラー心理学による勇気づけ講演会
2017年4月2日付けブログ 『幸せ親子になれる0歳からのアドラー流怒らない子育て』出版記念講演会&パーティー
このような他者貢献が巡り巡って「長谷さんのためなら」と馳せ参じる人たちを産み出していたのです。
盛り上げ隊の顔ぶれで、右から
三宅 美絵子さん(アドラー・カウンセラー、ベビーサイン講師、『幸せ親子になれる0歳からのアドラー流怒らない子育て』著者)
野口 勢津子さん(アドラー心理学発達凸凹サポーター、『イライラしないママになれる本』の著者)
吉田絵里子さん(泥んこアドラーママ)
長谷 静香さん
京田 多恵子さん(スマイルカフェ・勇気づけアドバイザー)
阿部 洋子さん(勇気づけ学園幼児部代表)
それだけでなく、出版を志してカウンセリング、著者セミナー、出版コンサルなどを受けていました。
昨年の12月14日には、私のところに「絵本を出版したい」と相談に見え、その後、私のカミさんとも夢を語り合い、続いて 中吉カレンさん のセミナー、コンサルを受けたのです。
カミさんは、すっかり長谷さんの応援団になってしまい、出版記念パーティーに際しては、手紙を添えてイラストを私経由でお渡しすることになりました。
こんな長谷さんだからこそ、私は 『看護師のためのアドラー心理学』のお話がきたとき、ためらうことなく長谷さんを共著者として選んだのです。
長谷さんは、パーティの最後のころサプライズで私に感謝のお手紙の朗読をしてくれました。
これにはウルウルしてしまいました。
大事に仏壇にお供えしました。
本の編集に携わっておられた株式会社 日本医療企画 教育・出版事業本部 担当課長の江島 久さんは、出版に至るいきさつを長谷さんと私に宛てて次のようにメールに書いてくださいました。
3月13日に先生に初めてご挨拶させていただき、
長谷様には23日にお目にかかるという
スピーディーな展開。そして約半年を経て、
1冊の本として結実するに至りました。
これもひとえに先生の迷いのないお導きと、
長谷様の頑張りに尽きると存じます。
長谷様も出版に向けたアプローチ・ご相談を
ちょうど先生にされていたということで、
タイミングとしても絶妙で、今にして思えば、
正しくチャンスの女神が微笑んでくれた!
と言えるような巡り合い、ご縁でした。
長谷さんは、ただ待っていたり、あるいはお願いをしまくって本の出版に至ったのではありません。
幸運の女神は、長谷静香さんをがずっと見つめながら、長谷さんが最大限の「人事を尽くし」ているのを確認したからこそ「天命」を与えようと微笑んだのです。
こんな長谷さんを共著者に選んで本当によかった!
<お目休めコーナー>10月の花(3)
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