おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
政治ネタです。
比例で希望、立憲民主が拮抗 小池都知事の支持率は66%から39%に急落 という記事をYahooのニュースで見ました(10/16(月) 12:16配信 産経新聞)
この背後には「戦略ミス」とか「策士策に溺れる」(「策士はとかく自分の策に頼りすぎてかえって自滅する」(『広辞苑』)と評論家に評される都知事兼党代表の不可解な行動があります。
当初の希望の党人気を切り崩すきっかけになった 小泉進次郎氏「責任対無責任の戦い」小池氏を批判 (2017年10月1日22時10分 日刊スポーツ)にこんなふうに出ていました。
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が1日、東京10区に近い練馬区・豊島園駅前で街頭演説を行い、衆院選を「責任対無責任の戦い」と訴え、希望の党代表の小池百合子東京都知事を批判した。
先月28日、小池氏に対して「選挙に出てほしい」と呼び掛けていたが、この日は「小池さんは選挙に出ても出なくても、無責任になるジレンマに陥った」と指摘。
「どちらかの無責任を取りましょうよ」と声を上げた。
「政治家の中でもっとも演説上手なのが小泉進次郎氏」と書いても、おそらく多くの人たちは否定しないでしょう。
その小泉氏の話す力を分析した本が『小泉進次郎の話す力』(佐藤綾子著、幻冬舎、952円+税)
パフォーマンス学の大家、国際パフォーマンス研究所 代表の佐藤綾子先生からいただいて読んでいました。
内容は詳しく書きませんが、
・「ご当地風ネタ」をまず話の初めで取り入れて、その土地の人々と自分との間に橋を架け、「何と身近な人だろう」と思わせる「ブリッジング効果」
・思いがけないたとえ話をパッと言い、天と地のように落差をつけて、その逆を突いてくる「コンクリート話法」など
小泉進次郎氏の演説力をわかりやすく解説した本です。
ただ、小泉進次郎氏について書いている内容は、全体の半分ほどであることをあらかじめご承知おきください。
<お目休めコーナー>10月の花(14)
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