アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月9日)は、ヒューマン・ギルドで

11:00~13:00 アドラー心理学ゼミナール

14:00~17:00 カウンセリング演習

を行いました。

アドラー心理学ゼミナール は、私自身が講師になって、『人生の逃げ場』 (上田紀行著、朝日新書)をテキストにした珍しい講座になりました。

アドラーが想定した《共同体》は現代にはどんな意味合いを持つのか、そもそも必要性があるのか、などを議論し合う、とてもユニークなしゃべり場になりました。

参加者は、会場に収容しきれないほどの31名で、遠くは、福岡、山口、島根からもお越しの方がいらっしゃいました。

冒頭私は「本日のアドラー心理学ゼミナールについて」として下記の点を押さえながら展開してきました。

目的: 『人生の逃げ場』を読み解きながらアドラーの唱えた共同体感覚の現代的な意味を探ること
・副次的には組織内の2軸(生産性 VS.人間性)の折り合いを図ること

前提: 人は生まれながらに共同体と結びつこうとする欲求(縁を求める感覚)がある。

問題提起: アドラーの時代とは共同体が変容しているために共同体感覚を捉え直す必要がある。
(1)閉鎖的(クローズド)から開放的(オープン)に
(2)厳格、排他的からゆるやか、融合的に

家に帰ってこの講座に参加したカミさんのフォードバックを受けて、次の反省点が浮き彫りになりました。

「この内容を2時間では無理だ。4時間くらい時間をかけてじっくり取り組んだ方がよかった」という点です。

いつか副読本も入れずに4時間くらいびっちり「共同体感覚論」の講座を開きたくなりました。

◆今後のアドラー心理学ゼミナール の予定は次のとおりです。
ちなみに、昨日の講座には講師になる3人が参加していて、ご紹介の機会が得られました。

・第128回 2017年12/17(日)は「夫婦の危機から掴んだギフト」
講師:小野 美貴子 氏 (元公立小学校教諭、夫婦再生カウンセラー、ELMリーダー)

※講師からの内容説明※
あなたは今、大切な人とどのようなパートナーシップを築かれているでしょうか?
私は、夫婦の危機をきっかけに、自身のあり方、物事の考え方・捉え方が大きく変わりました。
そして今、夫と自分史上最幸な日々を送っています。
私が夫婦の危機を乗り越える過程で気づいたこと、学び得たことをお話しさせていただきます。
「頭で考える」ではなく「心で感じる」そんな時間を、みなさんと共に過ごせたら、と思っています。

・第129回 1/14(日)は「美弥子流シンプル・マインドセット」講師:岩井美弥子(『アドラー流家計管理』著者)

・第130回 2/12(月・祝)は「自己の可能性を拓く心理学」講師:内田若希 氏(九州大学大学院講師)

料金:各回共に2,160円(税込、要予約、当日支払)
時間:各回共に11:00~13:00
進行:岩井俊憲、ヒューマン・ギルド代表

http://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/259 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。


14:00~17:00開催の カウンセリング演習 では、アドラー・カウンセラー試験にチャレンジした人に対するメンバーのフィードバックがとても的確かつ勇気づけに満ちていることが印象に残りました。

私は、カウンセラーの個性としての「陽と陰」の気質についてコメントしました。

カウンセリング演習 の穴場は、平日コース です。
こちらは少人数で、かなりお得感があります。

2017年 10/12(木)、11/16(木)、12/14(木)、1/19(金)、2/16(金)、13:30~16:30

<お目休めコーナー>10月の花(7

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