おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月22日)はブログの更新をお休みさせていただきましたので、一昨日(10月21日)のイベントについて書くことにします。
一昨日のビッグ・イベントは シンポジウム:アドラー心理学の過去・現在・未来 でした。
29名の方々にご参加いただき、討議・ご発言・ご質問などやり取りもふんだんに行いました。
アドラー心理学を34年間学び伝えてきた岩井を司会役として、これからのアドラー心理学を担うお2人を迎え、これからのアドラー心理学のあるべき姿を縦横に語る初イベントでした。
講師
深沢孝之さん(心理臨床オフィス・ルーエ代表・臨床心理士、日本臨床・教育アドラー心理学研究会理事)
梶野 真さん(一般社団法人 日本アドラー心理学協会 代表理事、ミネソタ・アドラー心理学大学院修了)
岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表取締役)
講師陣の簡単な自己紹介の後で、参加者を5つのグループに分けてリレーションづくり。
シンポジウムでは私が冒頭、1983年からの日本のアドラー心理学の歴史を振り返り、そこに深沢さん、梶野さんが補足発言をしました。
(左が深沢さん、その右が梶野さん)
(深沢さん)
(梶野さん)
最近の動きとしてウィーンのアドラーの利用していたカフェ・ツェントラルや、アドラーの眠る墓地に行かれた 鈴木三穂子
さん
池田彰子さん
が発言されました。
未来編では、梶野さんが2018年4月に2人の外国人講師招へいについて語り、深沢さんは最後に「心理臨床から見たアドラー心理学」について大胆な発言、アドラー心理学の各団体が林立している現状を肯定し、他のアドレリアン・グループとの共存、共栄、切磋琢磨を目指す「アドラー・リーグ構想」を打ち上げました。
私の最後の締めの言葉としては、「言行一致」のアドラー心理学と共に寛容であることなどを願いつつ、私自身は「静かな引退計画」に入っていることをお伝えしました。
シンポジウムが終わってからは24名で「香港酒家」に移動し懇親会。
いつの間にか 上谷実礼さん に司会・進行役をお願いすることになり、
参加者一人ひとりからご発言。
最後は、講師のこの2人。
7年ぶりにヒューマン・ギルドにお越しの 原田綾子さん とも旧交を温めました(外では何回かお会いしていましたが)。
(原田さんご提供)
私自身とても有益なイベントでした。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
<お目休めコーナー>10月の花(19)