おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
新潟に来ています。
今朝公開予定だったブログの記事が途中で昨晩にアップされてしまいました。
お詫びします。
さて、昨日(10月24日)は、東武日光線の特急リバティ―号に乗って下今市駅で降り、13:50~15:15に日光市の小・中学校の教頭先生40人を対象に
アドラー心理学による勇気づけ
のタイトルの講演を行ってきました。
(下今市駅舎)
いつものように2人一組で進め、リレーションづくりに続いて「教頭をひと言で言えば・・・」を語っていただきました。
今までの経験では、
・学校の雑用係
・職員室の担任
が多かったのですが、文部科学省の定義
・校長を助け、校務を整理し、必要に応じ児童・ 生徒の教育をつかさどる学校職員
をもとに
(1)学校理念の浸透 (2)学校全体の管理 (3)特命事項の推進
を付け加えました。
続いて、「教頭のミッション」として、教頭がどんな使命を持ち、教頭がなくてはならない理由を探りながら、私なりに「アドラー心理学の立場から」次のようにまとめました。
校長を補佐し、教職員を束ね、児童・生徒の責任感と自立心を高めることを指針とし、勇気と共同体感覚を育むこと
講演の途中で、教頭として対応に難しさを感じる対象を次の3つでどれなのか、を尋ねました。
・児童・生徒
・保護者
・教職員
・
・
・
・
・
・
驚くべき結果が出ました。
(1)教職員 60%が回答
(2)保護者 40%
(3)児童・生徒 0%
職員室の担任であるはずの教頭が教職員の対応に難しさを感じているとは?
私は、講演の途中で方向性を変え、フィードバックの仕方やリーダーシップについて力点を置きました。
そのことよりも下今市駅と会場の送迎をご担当いただいた清水教頭から予備知識をいただいたことが講演によりライブ感を与えてくれたのです。
私は、通り一遍の講演をしません。
あくまでご依頼の方のニーズをしっかりと聴き取って進めるタイプです。
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<お目休めコーナー>10月の花(21)