アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月4日)は、台風21号が四国・近畿地方を中心に猛威を振るった日。

まずは、被災された地域の方々に心からお見舞いを申し上げます。

それにしても、関西国際空港が風速58メートルの強風による高潮で50センチの完水によって水没、5,000人が孤立されたことをニュースで知ると、いたたまれない気持ちになります。


さて、そんな昨日は、10:00~13:00、14:30~17:30と「アドラー心理学と勇気づけ」をテーマに某航空会社の研修を行っていました。

中止、あるいは時間の切り上げも予想したのですが、時間どおりに午前40人、午後34人を対象に2人一組で討議・演習を交えながら進めました。

台風の影響で、さすがに欠席者もたくさんいらっしゃったようです。

ただし、途中電話のために離席する人はいても、早退する人はいなかったです。

ところで、午後の講座に聴覚障害の方が参加されました。

一番前の席に席を占め、私のところにその旨を伝えにやって来ました。

私は、あらかじめその方のことをお聞きしていたので、首に機器を取り付けて対応しました。

その方のスマホで私が喋ったことが瞬時に活字として表示されるのです。

便利な機器ができているのですね。

その方は、話せるし、少しは聴き取りもできる方で、隣にヘルプを申し出る方もいて、ほとんどスマホを見ることなくやり取りをされていました。

私は、講演時に職場で生かせるだけでなく家族にも通用する話し方をします。

受講者が職場ー個人―家庭で使える内容になることを意図しているからです。

研修が終わってから彼女は、私のところにやって来て、私の協力に感謝すると共に、「息子とのやり取りを考えると、耳が痛いです」と言って、にっこりと笑いました。


間もなく私は、研修会場を後にし、少々の電車の遅れはあっても、暴風の中を歩いて家に帰りました。

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>9月の花(5

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )