アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月13日)は、午後に立川市の 株式会社 笠井紙店(パッケージプラザ カサイ)をお訪ねしました。

目的はコンサルティング/マネジメント・カウンセリングのためです。

私は1972年以来48年近くの 中小企業診断士 歴があるので、私の副業/複業として担当することもあります。

まず、以前社長夫妻がご来社時に行った株式会社 笠井紙店 のマネジメント・カウンセリングで得た情報を参考にしながら、現地での立地上の強みを観察し、それからお店に入っていきました。

 

1階のフロアの陳列状況とお客様の動線を観てから、2階の、この1月からオープンするイベントが可能なスペース(工事中)を見学。

縦長ですが、ヒューマン・ギルドの研修室と同じくらいの広さです。

1月からSMILEやELMだけでなく、各種講座、ワークショプにも使えそうです。

いかがですか、一度見学してご利用になりませんか?

14:00からは場所を移して決算書を拝見しながら、笠井宗弘社長、笠井いずみさん とあらかじめ用意していた「仮提案書」ともとに3時間ほどやり取り。

とても意欲的でした。

惜しいのは、昭和2年創業で90年の歴史がありながらも、経営理念や店舗で訴求する物語性が欠けていることです。

細かいところはさて置いて、2020年1月を新創業元年として夫婦を中心に意識と行動を変えれば変革が可能であることを勇気づけて帰りました。


ここまでお読みになって関心を持たれた方は、是非、お2人を勇気づける意味合いで、見学やサポートをよろしくお願いします。

株式会社 笠井紙店(パッケージプラザ カサイ) 
立川駅南口徒歩5分、多摩都市モノレール立川南駅より徒歩1分
住所:立川市柴崎3-8-7  
電話番号:042-522-8601
メール:snd52081@nifty.com

笠井いずみさん には、11月度のニュースレターに「アラ還新婚と若女将のお店(立川の紙店)のお知らせをご寄稿いただいています。

◆私のマネジメント・カウンセリング を受けたい方は こちら から

◆私の 中小企業診断士 に関連する過去記事は、次の3つをご参照ください。

2019年2月28日付けブログ  新年度が近くなると思い出すこと:上司に恵まれた私(1)
2017年11月16日付けブログ 『努力不要論』から連想すること(3):戦略的受験術・資格取得術
2014年10月30日付けブログ 中小企業診断士 岩井俊憲として

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おはようございます。

アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1日お休みしての更新です。

一昨日は、同じ来年の2月に出版予定の毎日新聞出版、致知出版社に対して急かされていた原稿を送ることができました。

ひと安心しています。


さて、11月28日(水)のことです。

私は19:00~20:30に東京理科大学のオープンカレッジで寺島実郎氏(多摩大学学長、日本総合研究所会長)を講師とする

100歳人生を生き抜くための「知の再武装」

の講座を受けていました。

私と同じ1947年生まれの寺島氏は知の巨人です。

豊富な資料を駆使して「ジェロントロジ―」について語ったのです。

ものすごい説得力です。

その時、資料と共に配布されたのが『ジェロントロジ―宣言 ー 「知の再武装」で100歳人生を生き抜く』(寺島実郎著、780円+税、NHK出版新書)

カミさんが先に読んで、続いて私が読みました。

ところで、「ジェロントロジ―」とは何でしょうか?

この本によれば、こんなふうに書いてあります(序とP.121)。

「老年学」よりも「高齢化社会工学」と訳されるべきで、「高齢化社会のさまざまな課題を解決することを目的とする学際的な学問」としての「ジェロントロジ―とは、定年退職後30~40年生きなければならない100歳人生の時代にあって、高齢者を社会参画させ活用するプラットフォームの創造を探求する社会工学であり、そのための社会意識を醸成する『知の再武装』システム構築の試みでもある」

著者のスタンスは、「100歳人生」と語る際に、これまでの社会制度・システムが高齢者を「余生」「第二の人生」いう視点でしか捉えることしかせず、社会参画のプラットフォームを構想しないまま今日に至っていることに対して、「高齢化によって劣化する人間」という見方を共有しません。

老化による身体能力の衰えを直視する必要を認めつつも、人間の知能の潜在能力が高く、心の底を見つめ、全体知に立ってこそ、美しい世界のあり方を見抜く力があることを勇気づけ、「知の再武装」を志向します。

実は、書き出したら10回のブログでも足りないくらいなのですが、「下山」と表現されたり、「喪失」面ばかり強調するエイジング論とは違って、可能性を探るエイジング論を展開しているのがこの本の特徴です。

第1章「異次元の高齢化社会」、第2章「最大の課題・都市郊外型の高齢化 ー 戦後日本の帰結として」で問題点をえぐり出し、第3章の「知の再武装 ー なぜ必要か、そして何をどう学び直すか」、第4章「ジェロントロジ―への新たな視点― からだ・こころ・おかね」、第5章「高齢者の社会参画への構想力 ―  食と農、高度観光人材、NPO・NGO」で希望を与える展開の本です。

人口の28%以上 ー つまり4人に1人以上 ― が65歳以上になっている現実を直視し、「100歳人生」や「エイジング」について関心をお持ちの方に強くお勧めします。

もう1回読み直したい本です。

気が向いたら、第3章、第4章、第5章の重要ポイントについて私なりの見解を加えた文章を書くかもしれません。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月10日)は、自宅で私の副業/複業としての執筆活動 ― 原稿の訂正・加筆 ― のために費やした1日となりました。

午前中だけ家で仕事をしようと思っていたのですが、毎日新聞出版から2月に出す生涯現役の本(タイトル未定)が難仕事で 久保田章子編集長代理 からの要求がとても高くて、文献を参考にしたり、半端でない加筆作業にまるで中学時代に野球部に所属していたときに受けた1,000本ノックのように思えました。
「いい加減にしてくれ」と開き直りたい部分がいくつかありました。

久保田さんとは、彼女が株式会社 日本能率協会マネジメントセンターに所属していたときに出した『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ3部作以来のお付き合いですが、私が今まで関係した編集者30人くらいのうちで3本指に入るくらいの敏腕編集者です。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著、
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
2 実践編
岩井俊憲著、
星井 博文,深森 あき
日本能率協会マネジメントセンター
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
人間関係編
岩井俊憲著、
星井 博文,サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

久保田さんの目線はすべて「読者のために」で、著者に妥協を許してくれません。

「こんなことを書き足さなくちゃいけないの」と思うこともありますが、確かに読む立場になって共感すると、ツボを心得た編集者ということになります。


ところで、原稿の訂正・加筆作業のために私のブログなどを検索していたら、懐かしい記事に出合いました。

そのうち2つほどをご紹介します。

(1)は私の現在に至る原点を語った2010年のインタビュー記事、(2)は私の子ども時代の不適切な行動体験です。

(1)日本メンタルサービス研究所 岩井 俊憲 先生 ヒューマン・ギルド  

・アドラー心理学とは、目的論の心理学
・勇気づけの心理学 評価的な「誉める」でなく、共感的な「勇気づけ」を!
・楽観主義に向かう努力を「自己決定」する!
・ 悩みは、良き援助者になるためのリソースです

(2)2008年7月31日付けブログ 家出事件


午前中には、前妻が2人の共通の孫娘の写真が5枚ほど送られてきました。

かわいい、私のアイドル(3歳)。
ランチに出かけた際、カミさんと眺めました。


脱線しました。
元に戻します。

副業/複業を持つことは、経験の幅を広げるだけではなく本業をより充実させてくれる「リソース拡大」の営みであることをつくづく感じました。

決してカネ稼ぎではありません。

何歳になっても人様からオファーがあり、そのことを通じて貢献できるのはうれしいものです。

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おはようございます。 アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月9日)のメインは、2月に毎日新聞出版から発刊の「生涯現役の本」(タイトル未定)の原稿のチェックをしていました。

かなり訴求力のある本になりそうです。


18:00からは、 酒葵 神楽坂店 で2020年の「伝説の忘年会」を行いました。

この企画は、途絶えたり遅れたりすることがありましたが、ここ10年以上 木村 孝さん株式会社 ヒューマックス 代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会 代表理事)と共にその年のメインゲストを招いて開催しているものです。

この晩、私たちがお招きしたのは3人。

まず、石波義人さん

石波さんは、私の小学校、中学校、高校、大学の後輩で、かつてヒューマン・ギルドで演劇ワークショップ、自己表現ワークショップを何度かご担当いただいています。

そして、現在は劇団四季の主力俳優として10年間ご活躍。

浅利慶太氏との出会いややり取りをお聞きできました。


2人目は中島美暁さん

一般社団法人ビジネスエニアグラム協会 理事で、木村さんがお誘いになりました。

劇団四季の「アラジン」を何度も観にいっていらっしゃるようで、石波さんのこともご覧になっていたかもしれません。

私は、中島さんが一般社団法人 日本能率協会に在職中に何人かで懇親会を行ったことがあります。

今は、自己組織化する株式会社にも在籍し、傍ら木村さんを一般社団法人ビジネスエニアグラム協会 理事として支えておられます。

続いて、古川 絵里子さん

株式会社KADOKAWAビジネス・生活文化局ライフスタイル1部 生活実用第5編集課にご在籍ですが、元はキノブックス社長として私の『親と子のアドラー心理学』、妻の美弥子の『お金の不安が消える アドラー流家計管理』を出してくださいました。

それぞれの(1)現在のご活躍、(2)近未来の夢、そして、(3)現在につながる過去について3周して語りました。

時間を忘れて語り合い、気が付いたら21:20。

伝説の忘年会 2020でした。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のブログで、早稲田大学ビジネススクール山田教授の副業分類として「50歳になったら『複業』を」をもとにして、  

(1)伏業・・・会社に知らせずにやる。  
(2)副業・・・本業の収入を補う。  
(3)幅業・・・NPOなどのような社会的事業に従事する。  
(4)複業・・・複数の異なる仕事を持つ。

を紹介しました。

フェイスブックやブログに多くの方々がコメントをくださったことを感謝申し上げます。

ところで、私自身のヒューマン・ギルド設立以来のキャリアを副業を添えて振り返ってみました。

・ヒューマン・ギルドという会社の経営者
・研修講師
・大学、看護学校などの教員
・カウンセリングの指導者と実践者
・経営コンサルタント(中小企業診断士の資格あり)
・著述業

収入面では、本の印税の一部以外は、ヒューマン・ギルドを通していますので、私の得る所得は、ヒューマン・ギルドと出版社からです。


この土日の2日間は、土曜日の病院と、ランチにカミさんとランチに行く以外は、ひたすら著述業の仕事をしていました。

来年の2月に2社から本を出すので、原稿書きや校正、補足作業をしていました。

そのためカミさんとほとんど同じ空間にいたわけです。

料理をしているカミさんのいる台所に入って水を飲んでいたら、カミさんが「だいて!」と言いました。

「えっ?!、 だ、抱いてっ?!」とたじろぐ私。

問い直すと「どいて!」でした。


さて、副業の動機について、日本経済新聞 2019/9/23 「やさしい経済学 コラム(経済・金融)」に 副業時代を考える(6) 収入だけではない選択の理由 (東洋大学准教授 川上淳之)として以下のことが出ていました。

英国のパノス、ポウリアカス、ザンゲリディスの研究グループは、2014年に公表した論文のなかで、それまでの先行研究から副業を持つ理由を4つに分類しています。

1つ目は既に説明されている収入による動機です。
本業の仕事で長い時間働きたいものの、労働時間が制限されてしまうために副業を持つというものです。

2つ目はリスクの分散です。
景気が悪化すると、本業の仕事の収入が減ってしまうことがあります。
場合によっては雇用が継続できないことも考えられます。
そのようなときに収入が途絶えてしまわないように、もう一つ仕事を持つことで失業のリスクを減らすことができるのです。

3点目は副業という仕事そのものから、本業とは異なる満足感を得られるというものです。
前回に紹介した芸術家のケースのように、終業後や休日にロックバンドとして活動したり、役者として舞台に立つことも、収入を伴えば副業に含まれるでしょう。

4点目は新しいスキルや異なる仕事の経験を得るという動機です。
我々は自身の仕事を継続することで、仕事のやり方を身に着け、専門的な知識や人脈を得ます。
しかし、副業を持たない場合は転職しない限り、一つの業界の一つの企業の中で得られる経験しか身に着きません。

 確かにそのとおりで、収入ばかりでなく、リスクの分散、満足感、スキル開発など体験の幅を広げることになり、本業にもかなり役立ちます。

執筆のためには、いろいろ研究をしなければなりませんし、例えば、早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)での「勇気づけの心理学」 (1月10日 ~ 2月21日の金曜日、全6回)での講義は、ふだん出会えない受講者のやり取りを通じて講師としても成長できるのが楽しみです。

日程: 全6回  1/10, 1/24, 1/31, 2/07, 2/14, 2/21 (金)  時間 10:40~12:10

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月7日)は、このところ朝の血圧が高いので、日頃お世話になっている医科大学病院の予約外診療を受けてきました。

2~3時間待つことを覚悟していたのですが、10分ほど待っているうちに診療を受けることができました。

私は、寒さの要因もあるとしても、処方する薬を換えたことが原因だと思うこと、以前の残りの薬を飲んでみたら血圧が下がることをもとに「私の仮説ですが・・・」という前置きでそのことを話すと、Y先生は「岩井さんのおっしゃるとおりかもしれません」と認めてくれました。

「ところで、岩井さんは何のお仕事をされているのですが?」と聞かれたので、「カウンセラーでもあり研修講師もしています」と答えました。

本当は、もっと自己アピールをしたかったのですが、このくらいに留めました。

すると、Y先生は「緊急の場合は、こちらにメールをしていただくこともできますよ。ただし、有料ですが」と言って名刺をくれました。

一般社団法人の代表理事の肩書が書いてありました。

Y先生は、医科大学病院の医師の他にご自身が経営する法人をお持ちなのを知って、次回の診察時には私の本を贈呈しようと思いました。


さて、これからぽつぽつブログのテーマを「副業」として書くことにします。

日本経済新聞 2018/8/28  朝刊「私見卓見」で早稲田大学ビジネススクール教授(経営戦略担当)の山田英夫氏が「50歳になったら『複業』を」ということで、概要次のようなことを書いていました。

・今の日本で副業が求められているのは、むしろシニア層

・副業は得られる収入と、スキルなど能力の高さに応じ4つに分類できる。

(1)伏業・・・会社に知らせずにやる。
(2)副業・・・本業の収入を補う。
(3)幅業・・・NPOなどのような社会的事業に従事する。
(4)複業・・・複数の異なる仕事を持つ。

・定年までに複業で稼げるよう企業も後押しすること

・「長生きする人を不幸にしないためにも、定年後を見据えた離陸期間が必要だ。働き手に新たな『滑走路』を用意するのも、企業の重要な役割ではないだろうか」

そう言えば、私が数回行っている日本料理店の店員で「日中はサラリーマンをやっているんです」と言っていた人がいました。
一緒に写真を撮ろうとしたら「ばれるとまずいです」と言っていたので、この人の場合は「伏業」ですね。

医師の場合は「幅業」に分類されるのでしょうか。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(12月5日)、昨日(12月6日)のことを書きます。

一昨日は、飯田橋のセントラルプラザの12階の東京都心身障害福祉センターの研修室で41人の受講者を対象として社会福祉法人 東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会 研修委員会主催で「管理者・リーダー候補向け研修」として

アドラー心理学に基づく勇気づけのリーダーシップ

のタイトルの研修の後半部分を行いました。

約2週間前の11月20日の前半部分に続く2日間コースで、2日間のプログラムは次のとおりです。

1.オリエンテーションとリレーションづくり
2.リーダーシップについて
3.効果的な注意の与え方
4.自己変革がスタート
5.リーダーのためのアドラー心理学
6.信頼と協力によるパフォーマンス向上策
7.やる気を引き出す勇気づけのリーダーシップ

「自己変革」に関する課題についてのグループ内発表や前回の学びの振り返りを冒頭に行ったところ、かなり課題をこなしてくれていて、理解も深まっていました。
福祉に従事する人たちの熱意が伝わってきた場面です。

質問も出ました。

この日は、5.以降がメインで、ある生命保険会社の研修担当の幹部の方にオブザーバーとしてご参加いただいたのですが、その方を温かくグループに迎えてくれました。
このように寛容なところもありました。

私の社外研修のメインは企業、続いて自治体・公的機関なのですが、この研修に参加された方々の多くは、真摯な態度で臨み、自分自身と組織にどう展開するかについて真摯に取り組んでいらっしゃいました。

2019年12月5日付けブログ【尊敬】よりも【リスペクト】で行こう!(2) に書いた

奇跡の7分間。新幹線の清掃員が世界中から賞賛される理由

の「尊敬(リスペクト)」の類する記事は、ご参加の方々の真摯さととてもマッチしたようです。

福祉の世界にアドラー心理学のマインドの1つの尊敬(リスペクト)がしっかりと届いたことがとてもうれしかったです。




昨日は、午後に カウンセリング演習(平日コース)を行っていました。

9人という少人数ですが、ほとんど常連メンバー。

1人のクライアント役に対して2人が連続してカウンセリングを担当しました。

成瀬夕子さん  が見事実技試験に合格されました。

夕子さんは、カウンセリングの腕を上げる訓練をされてきただけでなく、地域との関わりを長らくやってこられた方でもあります。

その一端は2018年9月18日に「ないものねだりから あるもの生かしへの転身~町おこしプロジェクト~」と題して登壇されたアドラー心理学ゼミナール でのご講演で明らかです。
下記をご参照ください。

◆2018年9月18日付けブログ 成瀬夕子講師によるアドラー心理学ゼミナール:ないものねだりから あるもの生かしへの転身

カウンセリング演習を行う際は、仲間からのフィードバックが命です。

この日も、参加メンバーからのフィードバックが冴えわたっていました。

こういう場面に接するたびに、私は仲間との学び合いの大切さを尊敬(リスペクト)を伴って受け止めています。

心からありがたさを感じております。

◆アドラー心理学を「活かす」ことにご関心のある方は、こちら をご覧ください。

◆アドラー・カウンセラー養成講座にご関心のある方は、こちら を。

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おはようございます。 アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月4日)のブログでは今後、タテの関係を連想させる「尊敬」も少し使うけれど、「相互尊敬・相互信頼」を使う以外は「尊敬(リスペクト)」とするか、「リスペクト」で行く決意を表明しました。

ところで、「尊敬(リスペクト)」のマインドはまず、対人関係に生かされます。

私の研修を受けたあるお母さんはそれまでは、子どもの不適切な行動に直面するといつもガミガミと叱っていて、後で自分も不快になっていました。
そのパターンは、何度も繰り返されていたのです。

ところが、私の教えた「リスペクト」によって、同じ場面に出合っても、「リスペクト、リスペクト・・・・」を心の中で唱え、難産の末に授かったその子の誕生の日に想いを馳せ、不適切な行動に振り回されなくなりました。


「尊敬(リスペクト)」は、現代に起きている社会的な課題を克服するのに必要なマインドです。

その1つは、ダイバーシティーの推進です。

国籍、人種、宗教、性的嗜好、障害の有無などの多様性を受け入れる社会になくてはならないマインドです。

もう1つは、ハラスメントの防止です。

パワハラ、セクハラ、モラハラの他に最近では、アカ(アカデミック)ハラ、カス(カスタマー)ハラ、ドク(ドクター)ハラ、さらにはペイ(ペイシャント)ハラまで登場していることに対して、根底に「尊敬(リスペクト)」不足があると私は指摘しています。

上記の社会的な問題に「人それぞれに年齢・性別・職業・役割・趣味などの違いがあるが、人間の尊厳 に関しては違いがないことを受け入れ、礼節 をもって接する態度」としての「尊敬(リスペクト)」は、強い訴求力を持っています。

「尊敬(リスペクト)」、対人関係や社会的な課題だけでなく仕事の取り組みにも生かされます。

MAG2NEWS ライフ 2016.04.28 by 伊勢雅臣『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』 に

奇跡の7分間。新幹線の清掃員が世界中から賞賛される理由

として「尊敬(リスペクト)」の類する記事が出ていました。

概要次のとおりです。

新幹線の車内を1両あたりに1人、わずか7分で完璧に整える「新幹線清掃員」。
自らを「お客様の旅を盛り上げるキャスト」だと言い切る。

7分間で清掃を終えると、チームは再び整列し、ホームで待っているお客様に「お待たせしました」と声を掛け、再度一礼して、次の持ち場へ移動していく。
「自分たちの仕事は清掃だけではない。
お客様に気持ちよく新幹線をご利用いただくことだ」「清掃の会社ではなく、おもてなしの会社なのだ」とみんなが理解し、納得した時に、テッセイの現場は大きく変わり始めた。

「テッセイという会社の輝きを根っこで支えているのは、『リスペクト』(尊敬)と『プライド』(誇り)です」と、遠藤功・早稲田大学ビジネススクール教授は評する


いかがですか?

「尊敬(リスペクト)」があることによって仕事への取り組みに輝きがもたらされるのです。

「尊敬(リスペクト)」は今、対人関係や社会的な課題だけでなく仕事の取り組みのベースとなるマインドなのです。


◆ヒューマン・ギルドでは、「尊敬(リスペクト)」を大切にする講演/研修を新年早々スタートします。
その公開講座のお知らせ(1.は参加の条件が厳しいです)。

1.パナソニック ライフソリューションズ創研株式会社主催“人”づくりお役立ちセミナーで基調講演 
アドラー心理学によるシニア世代への勇気づけ ~ シニア世代の力を最大限に発揮してもらうために ~ https://panasonic.co.jp/ls2/plsbct/blog/news/2019/10/post-39.html

日時:2020年1月9日(木)14:00~15:35 (13:30開場)     
場所: パナソニック ライフソリューションズ創研 東京研修所(西新宿)
定員:80名

 ■基調講演   「アドラー心理学によるシニア世代への勇気づけ   ~シニア世代の力を最大限に発揮してもらうために~」     
 講師:岩井 俊憲氏  
 主な内容:現在、シニア世代に対する重要度や期待は年々高まっています。
 しかし実際の現場は、シニア 世代の部下を持つ上司にとって、どう接すれば良いか、困っているのではないでしょうか。
 アドラー心理学の代表的な技法である『勇気づけ』をもとに、シニア世代のさらなる活躍に向けたヒントやコツが得られます。

 ■パナソニック ライフソリューションズ創研からのご提案    
・2020年度公開ガイド研修の概要  
 ■おすすめ研修 体感セミナー   「問題解決・営業提案・時短ができる ビジネスフレームワークの活用術」     
 講師:竹永 亮氏  
 ■情報交換会 (17:15~18:30) 

※一般の方の受付はありません。
企業の人事・教育担当の方のみに限られています。
該当の方で参加ご希望の方は、ヒューマン・ギルドの目次 心(めつぎ しん)までご連絡ください。

2.早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)での「勇気づけの心理学」
(1月10日 ~ 2月21日の金曜日、全6回)
 https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/47214/
 12月3日から一般公開になりました。  
 
タイトル:勇気づけの心理学―アドラー心理学の実践
日程: 全6回  1/10, 1/24, 1/31, 2/07, 2/14, 2/21 (金)
 時間 10:40~12:10
ビジター価格受講料:20,493円
目標:
・日常生活に生かせるアドラー心理学の概要がわかる。
・自分自身を勇気づけることができる。
・他者を勇気づけできるようになる。
講義概要: アドラー心理学の実践法としての「勇気づけ」を徹底的に学びます。
「困難を克服する活力を与えること」としての「勇気づけ」の理論を身につけ、自分を、そして他者を勇気づける方法を習得することで生きる活力が得られます。
テキスト: 岩井俊憲著『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)

※ヒューマン・ギルドとは受講生がかなり違いますので、多面的な学びが得られます。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

以前にも書いたことがあるのですが、最近の私の違和感は「尊敬」の言葉のニュアンスです。

「尊敬」には「尊び敬うこと」として、どうしても下の立場の人が上の立場の人を仰ぎ見る感覚が伴います。
つまり「タテの関係」です。

アドラー心理学では、「尊敬」は「信頼」とセットで「相互尊敬・相互信頼」として使われますが、ここでのニュアンスは「ヨコの関係」です。

この要因は日本語の「尊敬」と、英語の「respect(リスペクト)」の違いによるものです。
「respect」には、「タテの関係」だけではなく、対等の関係でも立場の下の人にも使われます。
しかし、「尊敬」だとどうしても「タテの関係」の重々しさを感じてしまいます。

最近では、スポーツ選手や芸能人もよく「リスペクト」という言葉を使っています。

先日、“Adlerian Counseling and Psychotherapy  Second Edition”(Don C. Dinkmeyer, Don C. Dinkmeyer Jr. and Len Sperry)の本を読んでいたら、こんな文章を見つけました(ほんの少し意訳が入っています)。

相互尊敬と相互信頼は、アドラー派の援助的な関係 ― 人の優劣は存在しないという平等の関係 ― に欠かせない要件である。
心理的な動きを創り出す〔目標の〕方向に向けてお互いに協力しながら努力をしようとすると、カウンセリングを受ける人(クライアント)が自分自身の人生に責任を感じるのである。 

「人の優劣は存在しないという平等の関係」を強調した、完全にヨコの関係です。


私と同じ思いをしている人のメルマガを読みました。

From: 辻秀一【フローマインド】 <support@flowmind.jp> Date: 2019年11月15日(金) 6:36 Subject: 「尊敬できなくても思いやりを」で、辻秀一先生は、『リスペクトは尊敬と違う!』としてこんなことを書いていらっしゃいました。

リスペクトという英語は日本でもすでに馴染みの英語なので、ほとんどの人は聞いたことのある言葉のはずです。

どのような意味だと捉えているでしょうか?

通常の日本語訳は尊敬するとなります。

しかし、ライフスキル脳として使う場合は、尊敬というよりも尊重する方が近いと思います。

人の生きる尊厳を認め、どんな人もその存在を認めるというような感じです。

わたしはもっとわかりやすい言葉として、“思いやり” だと考えています。

リスペクトされて思いやりを持って接してもらい、嬉しくない人はいないでしょう。

しかし、相手のためとばかり考えて、思いやりを持とうとすると相手に心を持っていかれてしまいます。

相手に思いやりを持つのは大事ですが、思いやりを持つに値するかなど認知脳が相手を評価してしまいたくなり、思いやりを持つことが難しくなるのです。

思いやりを持って生きるかどうかはその方が自分自身の気分がいいかどうかで決めましょう。

すなわち、フロー状態に傾くかどうかで判断してみるのです。

リスペクトの考えで日々生きている自分、思いやりを持って生きている自分とそうじゃない自分を想像してみてください。

どちらの方が自分らしく揺らがず・囚われずフローな気分で生きているでしょうか?

相手の立場や評価から離れて、ただただ自分のためにリスペクトして生きることがライフスキルなのです。

したがって、尊敬とは違う意味合いになります。

尊敬とは尊敬する部分を相手に見出して、目上の人を尊敬するようにそこに優劣感が生じている感じです。

どんな人も尊敬はできないかもしれませんが、いつでもどこでもリスペクト “思いやり” を自分のために持っていきることは可能でしょう。

*辻秀一 フロー語録より

そうだ、これからは「尊敬」も少し使うけれど、「相互尊敬・相互信頼」を使う以外は「尊敬(リスペクト)」とするか、「リスペクト」で行こう!

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

先週1週間のことを綴ってみることにします。

私としては、24日(日)に長崎でのアドラー心理学ベーシック・コース を行って以来研修を行わない珍しい週でした。

ただし、ハウステンボスで遊び、体を癒し、仲間と楽しみ、大いに学び、悲しみを味わった週でした。

ブログの更新は、11月25日(月)、27日(水)、28日(木)、30日(土)の4回。

今までで一番更新機会のない週でした。

ところが、ブログの週別ランキングは過去最高。

11月24日(日)~30日(土)までの訪問者数が7,050、ページビューが16,728。

平均すると、1日あたり1,000人が私のブログを訪問し、1日あたり2,400の記事が読まれたことになります。

2019.11.27(水) に至っては、こうでした。

閲覧数 3,522 訪問者数 PV 1,830  IP 109 位 / 2,898,349ブログ
ブログタイトル:長崎ハウステンボスで遊んだ日

まずは、とてもありがたいことです。

私がブログを始めたのは2008年1月ですから、もうかれこれ12年になろうとしています。

一時期は、どんなことがあっても毎日更新をしていました。

しかし、最近では無理のないように適度に休みを入れながらの更新です。

「継続は力なり」とはよく言われますが、 「継続することそのものを目的にしない」ということも重要だと思います。

そもそも何のために継続するのか?

私のブログの目的は次のようなところにあります。

(1)ヒューマン・ギルドの宣伝

(2)自分の体験や学びの記録

(3)研修や執筆のネタの蓄積


ヒューマン・ギルドの代表者として(1)には大きな責務があります。

重要なのは(2)と(3)です。

(2)の「自分の体験や学びの記録」を残しておくことで、(3)の「研修や執筆のネタの蓄積」にかなりつながります。

例えば、Category の欄にご注目ください。

「男と女の心理学」の Category から『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)が生まれました。

男と女のアドラー心理学
岩井 俊憲
青春出版社

「ウェルカム・エイジング」の Category から今執筆中の本が生まれようとしています。

こうしてみると、私がブログを書く最大の目的は「リソースづくり」と言っていいのかもしれません。

他に「リソースづくり」の方法があるのですが、このことは今触れないでおきます。

今日も「勇気の伝道師」のブログにご訪問ありがとうございました。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

12月のスタートの昨日(1日)は、週刊新潮WEB取材班 デイリー新潮 2019年11月27日 に

高畑充希が「同期のサクラ」で住む“南栄荘” レトロアパートがドラマ撮影で大人気

として旧住人としての私の声掲載が掲載されているのを発見しました。

この“南栄荘”には、私自身大学3年~4年の2年間実際に住んでいました。


さて、昨日の11:00~13:00はヒューマン・ギルドで アドラー心理学ゼミナール を開き、阿部百合子さん  が講師を務められました。

タイトルは「教育現場から求められるようになった私の不思議」

講師の阿部百合子さんは、多面的な顔をお持ちです。

・海老名市立門沢橋小学校PTA会長「2度目」
・海老名市内中学校相談員
・海老名市内家庭教育学級登録講師
・厚木清南高等学校通信制現役女子高生(3年生)
・厚木清南高等学校全日制PTA副会長
・十文字大学女子学園特別招待講師

こんな百合子さん、小さいころから自分を愛せずに毎日「死にたい」という想いを抱えながら、願望や欲もなく、夢や希望すらなく、学校や社会から弾かれるような生き方をしていたそうです。

ご本人の言葉を借りれば「ただただ生きていた」と語り始めました。



ところが、アドラー心理学と出逢ったことで自分を信じ愛せるようになり、現在は様々な教育現場に携わるようになりました。  

百合子さんは、かなりしたたかです。

・勉強嫌いのおバカちゃん
・落ち着きがない
・読書・活字が嫌い
・思い込みが激しい
・ちょっとデブ
・好き嫌いがハッキリしている
・育児(小さい子)が苦手

を演習用紙で配布し、受講者にリフレーミングさせ、その用紙をちゃっかり持ち帰りました。

また、人の力を借りて何かに生かそうとしています。

そうです。
「人の力を借りられる」は、「出会いを生かす」と共に百合子さんの最大のリソースであり、リーダーシップの源泉です。

百合子さんは、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学と出合うことにより、「願望や欲どころか夢や希望もない生き方」から「思い描くと何でも叶う!」という確信を得て、

・やりたいことは何でもやってみる!
・教育現場で活躍したい!
・こころを育む教育がしたい!

と、人生をリフレームし、「個性は磨けば磨くほど光る宝石の原石」だとし、「人に、世に貢献するように(個性を)使うことで、可能性は無限に広がる」と語り、参加者を勇気づけてくれました。

百合子さんには、無限の可能性が広がっています。

百合子さん、慣れないパワポを駆使して参加者にも勇気と希望を与えるご講義、本当にありがとうございました。

あなたは「頭が悪い」ことなどなく、「苦手」であっても人の力を借りてやりこなしてしまう人であることが明らかでした。

アドラー心理学ゼミナール の1月~3月の予定は、次のとおりです。

◆2020年1月13日(月・祝)第151回 
内容:「出版するための文章セミナー ~初級編~」編集者が唸り、喜び、本にしたくなる言葉を生み出す。
講師:小澤浩さん(アドラー・カウンセラー、人材コンテンツプロデューサー、出版プロデューサー、文章力トレーナー、アドラーサイコロジー  プライベートラボ代表)
※講師からの内容説明※  
37年間にわたる出版社での編集経験から、編集者の本音の視点からお届けするセミナーです。
編集者に、「この人には何かがある」と感じさせる説得力(影響力といってもいいかもしれません)を実践形式のワークでご紹介します。  
自分がいいと思っていることや信じていることが伝わらない。
そんなもどかしさを経験した方におすすめです。  
さらに、あなたの才能を相手が受け止められる言葉にしていくと、出版の構想力並び提案力が備わってきます。
ついては出版におけるマーケティングも少しお話をします(出版は、広告宣伝、TV等とは立ち位置が全く違います)。  
興味のある方は、ふるってご参加ください。
お待ちしております。  

◆2020年2月11日(火・祝)第152回 
内容:「何のために食べていますか? ?カラダの声を代弁します?」
講師:池田恵美さん(自分を育てるキッチンスタジオ”タボラータ”代表、ケトジェニックアドバイザー、アンチエイジングフードマイスター、ELM勇気づけトレーナー、SMILEリーダー、NLPマスタープラクティショナー)
※講師からの内容説明※  
健康でいたいと言いながら、カラダのことをついつい後回しにしていませんか。  
自分のカラダがいかに健気に日々働き頑張っているか。
カラダの声を代弁してお届けします。  
楽しさ美味しさ重視で本場のイタリア家庭料理を伝える教室をしていた私が、加齢とともに不調になっていく自分や両親の病気介護を通して最新の栄養学や予防医学を学び実践し、食べるということが自分のカラダにどう影響を与えるのか変化を体感してきました。
そして現在、健やかな自分を育てるための料理教室を行なっています。
食べたもので自分はできているという当たり前のことを掘り下げていきます。
消化と吸収、栄養と代謝、大切な共同体ミトコンドリアや腸内細菌叢の活躍、思考や感情との関わり、不調や病気と回復など、生きることと直結している食についてのお話をしたいと思います。  

◆2020年3月20日(金・祝)第153回 
内容:「8年間の不登校生活を乗り越えた シングルマザーの克服ストーリー」
講師:岡田孝子さん(親と子を楽しい人生に導く不登校カウンセラー、ELM勇気づけリーダー)
※講師からの内容説明※
「シングルマザーだからこそ、道を踏み外させてはいけない」と無意識に思い必死になっていた子育て。  
そんな中で起きた子どもの不登校。
学校へ行くことは、当たり前だと思っていたので、親子でもがき苦しみました。  
ですがSMILEを学ぶことで子どもとの関係が変わり、不登校は子どもの人生だけでなく、私の人生にまで生きる意味をもたせてくれました。  
そんな経験をお伝えしたいと思います。

アドラー心理学ゼミナール は、アドラー心理学を学んだ人の実践例紹介の場であると共に、アドラー心理学でいかに生きるかのヒントが得られる場です。 

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

早いもので今日から12月。
2019年も残るところあと1カ月になりました。

昨日は主に、株式会社 タナベ経営 の経営者を対象とするビジネス情報誌『FCCレビュー』(2月号)への「経営者に贈るアドラー心理学の知恵」の4回目の原稿を書いていました。

「共感」を経営の立場から捉えてみました。


さて、数日前の情報ですが、PRESIDENT Online  2019/11/28 17:00 に岡本 純子さん(コミュニケーション・ストラテジスト)が書いていた ローマ教皇が「ゾンビの国・日本」に送った言葉 世界一他人に冷たい国に伝えたい事 がとても印象に残っていて、アドラー心理学の「共同体感覚」をより深める内容になりそうなので、シェアします。

38年ぶりとなったローマ教皇の日本訪問。
82歳のフランシスコ教皇は日本滞在中、8回のスピーチを行った。コミュニケーションストラテジストの岡本純子氏は「教皇は世界中で問題になっている心の貧困を、『ゾンビ化』といった。

で始まります。

【フランシスコ教皇のスピーチ内容(筆者意訳)】の次の部分 ― 特にゴシック部分 ― がとても意味深い内容です。

もし、あなたが誰かと祝い合うことができたなら、それは幸せであり、実りある人生となるだろう。
一体、何人の人が、物質的には恵まれていても、例えようのないほどの孤独の奴隷になっているだろうか。
繁栄しながらも、誰が誰だかわからないこの社会において、老いも若きも数多くの人を苦しめている孤独に私は思いをはせる。
最も貧しい人に尽くしたマザー・テレサがかつて、予言的なことを言った。
「孤独と誰からも愛されていないという感覚は最も残酷な形の貧困である」と。

「何のために生きるのか」ではなく、「誰のために生きるのか」

自分たちに聞いてみよう。「私にとって、最悪な貧困とは何か?」「最もいい貧困とは何か?」もし、私たちが正直であるならば、わかるはずだ。
最悪な貧困とは孤独であり、愛されていないという感覚であると。
この精神的貧困に立ち向かうのは、私たちに求められる責務である。
そして、そこに、若い人が果たすべき役割がある。
私たちの選択肢、優先順位についての考え方を変えていく必要があるからだ。

それはつまり、私たちにとって最も大切なことは、何を持っているか、何を得られるか、ではなく、誰と(人生を)共有できるかということなのだということに気づくことだ。
「何のために生きるのか」ではなく、「誰のために生きるのか」にフォーカスすべきなのだ。自分に問いなさい。「私は何のために生きるのか」ではなく、「誰のために生きるのか」「私は誰と人生を共有するのか」を。

モノも重要だが、人(との関係性)は欠かせない。
人なしでは私たちは人間らしさを失い、顔を失い、名前を失う。
私たちは単なる物体と化してしまう。

私たちは物体ではない。
人なのだ。
シラ書*は言う。

「信頼できる友人は堅固なシェルター(避難所)である。
見つけた人は宝を見つけたようなものである」。
だから「私は誰のために生きるのか」を問い続けなければならないのだ。

*カトリック教会において旧約聖書にあたる書物


私はふと、ユダヤ教のラビ・ヒーレルの次の言葉を思い出しました。

もしも私が、自分自身のためにしないならば、誰が私のためにするのか。

もしも私が、他人のためにしないならば、私とは、何者なのか。

今がその時でないならば、いつがその時なのか?


私は、仏教と神道を信仰する人間ですが
、ローマ教皇の「『何のために生きるのか』ではなく、『誰のために生きるのか』」と「私たちにとって最も大切なことは、何を持っているか、何を得られるか、ではなく、誰と(人生を)共有できるかということなのだということに気づくことだ」と、ラビ・ヒーレルの「もしも私が、他人のためにしないならば、私とは、何者なのか」という表現は、アドラー心理学を学び伝える立場からすると、ストーンと心に入ってきます。

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