○陝西省歴史博物館・唐壁画庫(承前)
1時間以上にわたった唐墓壁画庫の見学ツアーも終了。まだ一般展示エリアを見ていてもいいというので、特別展を見に行く友人と別れ、私はミュージアムショップで唐墓壁画の図録を買い求め、いま見た壁画を確かめようと試みる。しかし、既に記憶は混乱気味。本格的に唐墓壁画を楽しもうという方は、さきに図録を買い求め、これを持参して壁画庫ツアーに臨むことをおすすめする。
帰国後、友人と2人で記憶を付き合わせたところでは、見せてもらった壁画は計14枚。後年の覚えのために、図録から撮った写真を合わせて掲げておく。(下手なメモ代わりと思って、画質には目をつぶってください。※図録の著作権=公衆送信権の問題にも)
◎懿徳太子墓
(1)墓道東壁 闕楼図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f6/d7e1c158c32e971ef5eeee1302a0e796.jpg)
(2)墓道西壁 闕楼図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/02/24d42d856074cb9d3b3d1f8c6443ce30.jpg)
(3)墓道西壁 儀仗出行図之一
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/da8ebd0b65d98464bde2dd3f1835854c.jpg)
(4)第二過洞東壁 架鷹馴鴫図
→追加で見たもの。鴫は別字。英訳 snipeに従って和字を当てる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/48/51d287dce31057215d7b3be3a915a785.jpg)
(5)第二過洞西壁 架鴫戯犬図
→追加で見たもの。日本で見た記憶あり。同上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/42/33238faafa95e51877b36308e6f7bafb.jpg)
(6)第二天井西壁 列戟図
→説明なしで素通りしたが、部屋にあったと友人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d1/122b9049fd8b1c7915a45fb8cb1d6ba9.jpg)
(7)前室西壁北舗 宮女図
→宮女図また仕女図(群像)は1枚だけだった。やや自信がないがこれか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/7e/9f052e52efc826a4a24b9a02a7518e7c.jpg)
◎章懐太子墓
(8)墓道東壁 狩猟出行図之一
→これも日本で見た記憶あり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/27/a248f300f8e8d6c4e241aaf3e7b6689b.jpg)
(9)墓道東壁 狩猟出行図之二
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/25/a9132d7e9fd22f3689362f6bfaef0944.jpg)
(10)墓道東壁 狩猟出行図之四
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/61/6003e04a5f1f6d264988f99d81e8404b.jpg)
(11)墓道西壁 馬毬図之一
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3f/7e2937003b44fcdd671a6f6331e6c456.jpg)
(12)墓道東壁 客使図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b3/565532d1804fabf6d97e9422327afd05.jpg)
(13)墓道東壁 儀衛図
→最後に別室で見たもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c9/32fe99cef9851cdb0a0db04fc83a678f.jpg)
(14)前甬道 内侍、侍女図
→私も友人も、あと1作品が、どうしても思い出せず。「トリがいた」という友人の言に従って、これとする。侍女がニワトリを抱いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f9/158dfed0dd2b7edeac1170ce0b3c5e99.jpg)
※参考:ツアー情報は以下のとおり。
■aiaiChina:いにしえの都西安 冬スペシャル
http://www.china.co.jp/news/050825-01.html
■ツアーコンダクターのよもやま話: 長安の日本人
http://jalpak.air-nifty.com/tourconductor/2006/08/post_14fb.html
陝西省歴史博物館は、この壁画庫ツアーで稼いだ資金で、より近代的で本格的な展示保存館を建てるつもりのようだ。同館のサイトを見ると、イタリアの協力で”正在設計建設中”の唐墓壁画館の完成予想図が上がっている。やりかたに賛否はあるだろうが、必要な資金(の何割か)は自分で稼ごうという、その意気やよし、と私は思う。
ただし、いまの状態のほうが、生々しい鑑賞が可能である。考古美術ファンは、新しい展示館が建つ前に見に行くことをおすすめする。また、心無い観光客が、何か取り返しのつかない事件を起こさないことを切に望む。
■陝西省歴史博物館:唐墓壁画館(中国語)
http://www.sxhm.com/bhg.asp
■Asahi.com:日・伊シンポジウム「人類の文化遺産、国際協力で守る」
http://www.asahi.com/sympo/060329/05.html
1時間以上にわたった唐墓壁画庫の見学ツアーも終了。まだ一般展示エリアを見ていてもいいというので、特別展を見に行く友人と別れ、私はミュージアムショップで唐墓壁画の図録を買い求め、いま見た壁画を確かめようと試みる。しかし、既に記憶は混乱気味。本格的に唐墓壁画を楽しもうという方は、さきに図録を買い求め、これを持参して壁画庫ツアーに臨むことをおすすめする。
帰国後、友人と2人で記憶を付き合わせたところでは、見せてもらった壁画は計14枚。後年の覚えのために、図録から撮った写真を合わせて掲げておく。(下手なメモ代わりと思って、画質には目をつぶってください。※図録の著作権=公衆送信権の問題にも)
◎懿徳太子墓
(1)墓道東壁 闕楼図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f6/d7e1c158c32e971ef5eeee1302a0e796.jpg)
(2)墓道西壁 闕楼図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/02/24d42d856074cb9d3b3d1f8c6443ce30.jpg)
(3)墓道西壁 儀仗出行図之一
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/da8ebd0b65d98464bde2dd3f1835854c.jpg)
(4)第二過洞東壁 架鷹馴鴫図
→追加で見たもの。鴫は別字。英訳 snipeに従って和字を当てる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/48/51d287dce31057215d7b3be3a915a785.jpg)
(5)第二過洞西壁 架鴫戯犬図
→追加で見たもの。日本で見た記憶あり。同上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/42/33238faafa95e51877b36308e6f7bafb.jpg)
(6)第二天井西壁 列戟図
→説明なしで素通りしたが、部屋にあったと友人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d1/122b9049fd8b1c7915a45fb8cb1d6ba9.jpg)
(7)前室西壁北舗 宮女図
→宮女図また仕女図(群像)は1枚だけだった。やや自信がないがこれか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/7e/9f052e52efc826a4a24b9a02a7518e7c.jpg)
◎章懐太子墓
(8)墓道東壁 狩猟出行図之一
→これも日本で見た記憶あり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/27/a248f300f8e8d6c4e241aaf3e7b6689b.jpg)
(9)墓道東壁 狩猟出行図之二
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/25/a9132d7e9fd22f3689362f6bfaef0944.jpg)
(10)墓道東壁 狩猟出行図之四
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/61/6003e04a5f1f6d264988f99d81e8404b.jpg)
(11)墓道西壁 馬毬図之一
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3f/7e2937003b44fcdd671a6f6331e6c456.jpg)
(12)墓道東壁 客使図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b3/565532d1804fabf6d97e9422327afd05.jpg)
(13)墓道東壁 儀衛図
→最後に別室で見たもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c9/32fe99cef9851cdb0a0db04fc83a678f.jpg)
(14)前甬道 内侍、侍女図
→私も友人も、あと1作品が、どうしても思い出せず。「トリがいた」という友人の言に従って、これとする。侍女がニワトリを抱いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f9/158dfed0dd2b7edeac1170ce0b3c5e99.jpg)
※参考:ツアー情報は以下のとおり。
■aiaiChina:いにしえの都西安 冬スペシャル
http://www.china.co.jp/news/050825-01.html
■ツアーコンダクターのよもやま話: 長安の日本人
http://jalpak.air-nifty.com/tourconductor/2006/08/post_14fb.html
陝西省歴史博物館は、この壁画庫ツアーで稼いだ資金で、より近代的で本格的な展示保存館を建てるつもりのようだ。同館のサイトを見ると、イタリアの協力で”正在設計建設中”の唐墓壁画館の完成予想図が上がっている。やりかたに賛否はあるだろうが、必要な資金(の何割か)は自分で稼ごうという、その意気やよし、と私は思う。
ただし、いまの状態のほうが、生々しい鑑賞が可能である。考古美術ファンは、新しい展示館が建つ前に見に行くことをおすすめする。また、心無い観光客が、何か取り返しのつかない事件を起こさないことを切に望む。
■陝西省歴史博物館:唐墓壁画館(中国語)
http://www.sxhm.com/bhg.asp
■Asahi.com:日・伊シンポジウム「人類の文化遺産、国際協力で守る」
http://www.asahi.com/sympo/060329/05.html