タイムライフブックの1冊で、なぜか書庫に眠ってました。日本語版刊行は1975年。時代を感じさせるのは、カラー写真の着色っぽいところかな。
ドイツ人外交官の家に生まれ、少女時代を1920年代のベルリンで過ごした著者が、ドイツの料理について、時代別、地域別、社会階層別に語り、レシピとともにまとめたもので、外交官は夜のパーティよりも昼のパーティを好んだとか、ドイツのワインが甘いのは大戦期の物資欠乏の反動のせいで昔(爺さんの頃は)はあんなに甘くなかったとか、知ってどうなるというでもないエピソードがあれこれと。
写真も豊富で、ザウアークラウトだったら昔ながらに家庭で作っている光景から工場の巨大な樽で作っているところまで、豚肉だったら市場で子豚を買うところからソーセージにするまでとけっこういろいろ載っています。
けっこう読んでいて面白い1冊。こんな本、どこかで手に入れて持っていた自分を誉めてやりたいと思います。
【ドイツ】【世界の料理】【ニカ・シュタンデン・ハツェルトン】【プロイセン地主】【がちょう料理】【うなぎ】
ドイツ人外交官の家に生まれ、少女時代を1920年代のベルリンで過ごした著者が、ドイツの料理について、時代別、地域別、社会階層別に語り、レシピとともにまとめたもので、外交官は夜のパーティよりも昼のパーティを好んだとか、ドイツのワインが甘いのは大戦期の物資欠乏の反動のせいで昔(爺さんの頃は)はあんなに甘くなかったとか、知ってどうなるというでもないエピソードがあれこれと。
写真も豊富で、ザウアークラウトだったら昔ながらに家庭で作っている光景から工場の巨大な樽で作っているところまで、豚肉だったら市場で子豚を買うところからソーセージにするまでとけっこういろいろ載っています。
けっこう読んでいて面白い1冊。こんな本、どこかで手に入れて持っていた自分を誉めてやりたいと思います。
【ドイツ】【世界の料理】【ニカ・シュタンデン・ハツェルトン】【プロイセン地主】【がちょう料理】【うなぎ】