「おまえの心配ごと、おまえが探し求めているもの、さまよっていること、苦しんでいること、こういったことは全部、世の中という池の中では、ほんの小さな泡1つにすぎないんだ」
どんな大冒険も世界の危機も些細なことだと、沼地のマザー・リーバムの言葉。
テイルチェイサーは偉大な一族の末裔ではあるけれど、これといった取り柄もない猫だ。
けれど愛しい牝猫ハシュパッドたちが前触れもなく姿を消したとき、解決策も見いだせない長老たちに見切りをつけ、ただ1匹で森の奥へと旅立った。そこで出会うのは頼もしい仲間と世界を支配しようとする邪悪な勢力との戦いだった……。
秋山瑞人の『猫の地球儀』を読んだときに思ったのは、テイルチェイサーとかスカイウォーカーとか、この猫の名前に見覚えがあるなあということ。アメリカン・インディアンの本だったかしら……と思ったら、これでした。この話も基本、単語2つの組合せなんです。ファースト・ウォーカーとか。
小さな猫が冒険に飛び出し、行きて還りしの物語。やっぱり猫は自由な生き物なんですね。
【テイルチェイサーの歌】【タッド・ウィリアムズ】【伊東愛子】【ハヤカワ文庫FT】【猫たちの不思議な冒険】【誇りと高慢】
どんな大冒険も世界の危機も些細なことだと、沼地のマザー・リーバムの言葉。
テイルチェイサーは偉大な一族の末裔ではあるけれど、これといった取り柄もない猫だ。
けれど愛しい牝猫ハシュパッドたちが前触れもなく姿を消したとき、解決策も見いだせない長老たちに見切りをつけ、ただ1匹で森の奥へと旅立った。そこで出会うのは頼もしい仲間と世界を支配しようとする邪悪な勢力との戦いだった……。
秋山瑞人の『猫の地球儀』を読んだときに思ったのは、テイルチェイサーとかスカイウォーカーとか、この猫の名前に見覚えがあるなあということ。アメリカン・インディアンの本だったかしら……と思ったら、これでした。この話も基本、単語2つの組合せなんです。ファースト・ウォーカーとか。
小さな猫が冒険に飛び出し、行きて還りしの物語。やっぱり猫は自由な生き物なんですね。
【テイルチェイサーの歌】【タッド・ウィリアムズ】【伊東愛子】【ハヤカワ文庫FT】【猫たちの不思議な冒険】【誇りと高慢】