『宇宙戦艦ヤマト2199の第五章を、名古屋のミッドランドスクエアシネマまで観に行ってきました。前夜祭の金曜日に。あいかわらず年齢層高めでしたが、第一章の頃を思うと若い層も増えていますね。テレビ効果かな?
でも、席が最前列ど真ん中しか空いておらず、あの派手な艦隊戦を終始あおぐような姿勢で観ていたので、首は痛いし目もしょぼつくし、最後のスタッフロールがまるでスターウォーズのプロローグのように流れてみえました……。
既に航海スケジュールの遅れは回復困難なレベルに達していた。さらに度重なるドメルの追撃に、乗組員たちの神経は限界までに張り詰めていた……。
今回はオリジナルシリーズで言うと、『必死の逃亡!!異次元のヤマト』『ビーメラ星、地下牢の死刑囚!!』『突撃!!バラノドン特攻隊』『浮かぶ要塞島!!たった二人の決死隊!!』という、順番入れ替えてもまるまるカットしても通用する一話完結のエピソード回。起承転結でいうと「承」といったところかな。
ドメル艦隊の追撃戦、ビーメラ星の昆虫人間、無人要塞への潜入といった要素を残しつつ、1話からの伏線を回収した「雨降って地固まる」シーズンです。まあ、あのエピソードが削られたとか、この設定がなくなっているとかあれこれありますが、追加されたものと差し引きすれば大いにプラスになると思います。
しかし、第四章もそうでしたが、本当にヤマト3ネタを使い潰しています。2のリメイク可能性はあっても、3はないと踏んでいるのかな?(おっと、逆噴射は2ネタであった。ぐるぐるは3かな……)
そして、思わずどん引きするような、開始早々の予算に糸目をつけない親衛隊の仕事を観ていると、帝国にとって地球攻撃は本当に辺境の片手間仕事だったんだなあと嘆息。『ARIEL』みたい。下請けに出された先が三流侵略企業か植民地人による二戦級師団かの違いで、予算も装備もある本国艦隊が本気を出したときの恐ろしさが思い知らされます。地球にゲドー社がやってくる2199ネタの二次創作というのも有りのようです。
さて、「裏切ったのではない。表返ったのだ!」はアリスソフトのゲーム『ONLY YOU』におけるタイガー・ジョーのセリフだけれど、さらにその前にウルトラ怪獣のソノシート・ドラマではピグモンのセリフだったんだよ。もしかしたら、さらにそれ以前に活動か講談あたりであったかもしれないけれど、さすがにそこまでは知りません。……なにもかも皆、懐かしい。(2013/04/13)
『月刊OUT9月号』(昭和52年)や『宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版』を読んでいると、そもそもの企画時には第二次大戦ネタとSF小説の有名どころのネタをちりばめて混ぜ合わせていたようなので、第4章の公開時に「そろそろ書類ケースに爆弾とかありそう」とか思っていましたが、こちらは順調に消化。ヒトラー暗殺事件の焼き直しは絶対にあると思っていましたが、それをああつなげましたか。
「イスカンダルに到着してからの三角関係か四角関係が怖いなー」というのについてはそのまま持ち越し、他のブログとか見ていても、皆さん考えることは同じ。到着後の脱走事件はやはり残るかな。最後に講和を主張して撃たれるのは誰で、撃つのは誰かというのもなんとなく見えてきました(そんなシーンがあるのかないのかは別として)。
テレビでの放映も始まりましたが、劇場公開版ともDVD収録版とも異なるオープニング・エンディング曲には違和感があります。なんか別録りを合成したような感じで迫力に欠けるんですよね。思い出補正の弊害、慣れればそれはそれなりに……という可能性もありますが、いろいろ冒険をするというなら五木ひろしの「明日の愛」でも十分にいけると思います。 (2013/04/15)
【宇宙戦艦ヤマト2199】【第五章「望郷の銀河間空間」】【出渕裕】【結城信輝】【高橋しんや】【増永計介】【ソード3】【中原中也】【中性子】【猪突猛進】【成敗!】【偵察機】【スターゲート】
でも、席が最前列ど真ん中しか空いておらず、あの派手な艦隊戦を終始あおぐような姿勢で観ていたので、首は痛いし目もしょぼつくし、最後のスタッフロールがまるでスターウォーズのプロローグのように流れてみえました……。
既に航海スケジュールの遅れは回復困難なレベルに達していた。さらに度重なるドメルの追撃に、乗組員たちの神経は限界までに張り詰めていた……。
今回はオリジナルシリーズで言うと、『必死の逃亡!!異次元のヤマト』『ビーメラ星、地下牢の死刑囚!!』『突撃!!バラノドン特攻隊』『浮かぶ要塞島!!たった二人の決死隊!!』という、順番入れ替えてもまるまるカットしても通用する一話完結のエピソード回。起承転結でいうと「承」といったところかな。
ドメル艦隊の追撃戦、ビーメラ星の昆虫人間、無人要塞への潜入といった要素を残しつつ、1話からの伏線を回収した「雨降って地固まる」シーズンです。まあ、あのエピソードが削られたとか、この設定がなくなっているとかあれこれありますが、追加されたものと差し引きすれば大いにプラスになると思います。
しかし、第四章もそうでしたが、本当にヤマト3ネタを使い潰しています。2のリメイク可能性はあっても、3はないと踏んでいるのかな?(おっと、逆噴射は2ネタであった。ぐるぐるは3かな……)
そして、思わずどん引きするような、開始早々の予算に糸目をつけない親衛隊の仕事を観ていると、帝国にとって地球攻撃は本当に辺境の片手間仕事だったんだなあと嘆息。『ARIEL』みたい。下請けに出された先が三流侵略企業か植民地人による二戦級師団かの違いで、予算も装備もある本国艦隊が本気を出したときの恐ろしさが思い知らされます。地球にゲドー社がやってくる2199ネタの二次創作というのも有りのようです。
さて、「裏切ったのではない。表返ったのだ!」はアリスソフトのゲーム『ONLY YOU』におけるタイガー・ジョーのセリフだけれど、さらにその前にウルトラ怪獣のソノシート・ドラマではピグモンのセリフだったんだよ。もしかしたら、さらにそれ以前に活動か講談あたりであったかもしれないけれど、さすがにそこまでは知りません。……なにもかも皆、懐かしい。(2013/04/13)
『月刊OUT9月号』(昭和52年)や『宇宙戦艦ヤマト全記録集 設定資料版』を読んでいると、そもそもの企画時には第二次大戦ネタとSF小説の有名どころのネタをちりばめて混ぜ合わせていたようなので、第4章の公開時に「そろそろ書類ケースに爆弾とかありそう」とか思っていましたが、こちらは順調に消化。ヒトラー暗殺事件の焼き直しは絶対にあると思っていましたが、それをああつなげましたか。
「イスカンダルに到着してからの三角関係か四角関係が怖いなー」というのについてはそのまま持ち越し、他のブログとか見ていても、皆さん考えることは同じ。到着後の脱走事件はやはり残るかな。最後に講和を主張して撃たれるのは誰で、撃つのは誰かというのもなんとなく見えてきました(そんなシーンがあるのかないのかは別として)。
テレビでの放映も始まりましたが、劇場公開版ともDVD収録版とも異なるオープニング・エンディング曲には違和感があります。なんか別録りを合成したような感じで迫力に欠けるんですよね。思い出補正の弊害、慣れればそれはそれなりに……という可能性もありますが、いろいろ冒険をするというなら五木ひろしの「明日の愛」でも十分にいけると思います。 (2013/04/15)
【宇宙戦艦ヤマト2199】【第五章「望郷の銀河間空間」】【出渕裕】【結城信輝】【高橋しんや】【増永計介】【ソード3】【中原中也】【中性子】【猪突猛進】【成敗!】【偵察機】【スターゲート】