物から人まで、どこにも存在しないものをいかにもそれっぽく存在させてみせてしまう創作集団「クラフト・エヴィング商會」。そのクラフト・エヴィング商會が自らを創り出してしまったのがこの本。
そもそもクラフト・エヴィング商会の「3代目」という“著者”が、重力を計る機械やら光を吸い取るランタンやら、店が明治から昭和初期まで商ってきた商品を、その解説書や宣伝チラシで紹介するというコンセプトの1冊(実物はすべて“どこかにいってしまった”ので)。
なんというか、ドラえもんの不思議道具のようなアイテムの数々を、いかにもそれっぽい取扱説明書や広告で実在していたように見せてしまうクラフト・エヴィング商會の匠の技は健在。大笑いさせるでもなく、ときどきぱらぱら目を通しながらニヤニヤするための本とでもいいましょうか、「つまらん」と評価する人はいるだろうし、「洒落てるね」と褒める人もいるだろうし、そういう本です。
【どこかにいってしまったものたち】【クラフト・エヴィング商會】【時間幻燈機】【アストロ燈】【硝子蝙蝠】【記憶粉】【水密桃調査猿】【人工虹製造猿】【流星シロップソーダ】【月光光線銃】【空中寝台】【迷走思考修復器】【万物結晶器】
そもそもクラフト・エヴィング商会の「3代目」という“著者”が、重力を計る機械やら光を吸い取るランタンやら、店が明治から昭和初期まで商ってきた商品を、その解説書や宣伝チラシで紹介するというコンセプトの1冊(実物はすべて“どこかにいってしまった”ので)。
なんというか、ドラえもんの不思議道具のようなアイテムの数々を、いかにもそれっぽい取扱説明書や広告で実在していたように見せてしまうクラフト・エヴィング商會の匠の技は健在。大笑いさせるでもなく、ときどきぱらぱら目を通しながらニヤニヤするための本とでもいいましょうか、「つまらん」と評価する人はいるだろうし、「洒落てるね」と褒める人もいるだろうし、そういう本です。
【どこかにいってしまったものたち】【クラフト・エヴィング商會】【時間幻燈機】【アストロ燈】【硝子蝙蝠】【記憶粉】【水密桃調査猿】【人工虹製造猿】【流星シロップソーダ】【月光光線銃】【空中寝台】【迷走思考修復器】【万物結晶器】