
そのためには裏切りの1つ2つは些細なことだとペレク・ダジャルドの言葉。
大白日帝国のそもそもの起こりは、野球の巡業で身を立てていた遊行の徒が巡業の傍らの交易で成長し、有力な豪族が周囲のチームを吸収していくことで生まれた連衝(リーグ)にあるという。
そのため皇帝の後宮(ハレム)にも七殿五舎リーグというものがあり、皇帝愛妾12人がそれぞれのチームを率いて戦っていて、皇帝に見そめられてもらおうと思えばプレイで活躍して最下層の下リーグから昇格していくしかないのだ。
皇帝暗殺を企む少年、海功はなんとか後宮に潜り込むことに成功するのだが……。
たぶん「後楽園球場」からの言葉遊びで生まれたんじゃないかと思うのだけれど、中身は真っ当な萌えスポーツ小説。ルールを3回先取に変えただけで後宮内での勢力争いのツールにしてしまった発想は凄いです。
リーグ戦からシーズンオフの解雇・放出・増強まで、野球の醍醐味をしっかり味わえます。実際の野球も、時間に制限がある体育の授業くらいなら、この3回制にした方が面白そうです。
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