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ホールで弾くと…

この前の本番で気付いたこと。
1.ホールで弾くと強弱がなくなる。
pとかppで弾いているつもりがやまびこみたいに響いていてmfぐらいになってしまう。だからpをうまく出す技術のない私はもっとソフトペダルを使った方がいいと思った。

2.クレッシェンド、デクレッシェンドを今までより10倍ぐらい意識しないといけない。でないと一本調子の面白くない演奏になる。うちの辛口のダンナは「強弱がまったくなかった」といったし。(注:ダンナはピアノ弾けないが批評するのは好きな人です)
ホールでは小部屋よりもっと強弱がつきにくいようだ。普段から大袈裟にしといて丁度いいのだ。
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強弱に関してよく大御所先生は「強いか弱いかしかない曲」といういい方をされた。これはシンプルだが音楽の基本中の基本だなあ…。私は弾きにくいところをさらうことにほとんどの時間をかけているから、この基本がつい疎かになるなあと思った。
3.どんなに演奏が下手でも(いや下手だからこそ)丁寧なお辞儀をしなければならない。頭を下げて3つ数えるのだ。弟に「礼に始まり礼に終わるのだ」と諭されてしまった。トホホ…(-.-;)
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