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Yさんにレッスンを受けた 3

Yさんの曲への演奏家的楽譜へのアプローチは勉強になった。「ここのcres.はどこに向かうかよく分からないですね。精神的な意味が強いようですね。」「ここのペダル、ずっと踏むと書かれてますが、当時のピアノでは音が途中で消えたのでそれでよかったのです。でも今のピアノでは工夫しないと濁ってしまいますね。べートーベンもそういう事が多々あります。」「最後の和音、指示はないですが、どう盛り上げて納めるか考えて弾いてください。音大生は華やかな所はパーっと弾いてもこういう所は何も考えずに弾いてがっかりさせられるのですが、あるピアニストは高齢で指は回らなくなっていても、こういう所だけ聴いてもとても深くて涙がでるような演奏をしていました。」多分それが音楽の極意なのでしょうね…。
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