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美しい音の出し方を観る

指導者研修会でピアノの構造の説明があった。
エスケープメントとか、てこの原理とか。
音を鳴らすための力というのはそんなにたくさんはいらない。力を抜かないと美しい音は
ならない。力いっぱい弾きすぎたら音を出す部分と違う部分が響きだして本来の楽器の音を妨げるなどなど・・。鍵盤の底まで押さえ過ぎなくていいといわれてたし。

そして模範演奏で若手ピアニストのMさん登場。
ショパンのノクターンを演奏。うでをむちみたいにしなやかに使うことを徹底されていた。
「エスケープメントにむかって打鍵するのをこころがけている」そうな。
面白かったのは美しい音で演奏された後「汚い音をだしてください。」といわれ
苦労させていたこと。
汚い音をだそうとしても出せないようで、すごく苦労されていた。
そして鍵盤に硬い腕をうちつけるようにしてカ-ンと音を出されたが、なんかそれって普段私がいい音を出そうとしてしているのに似ていたぞお。私は考え違いをずっとしていたのかなあ。
うーん、いい音はやっぱり水泳に似た腕の動きー縦型のローリングから生まれる!?と思ったのだった・・・。


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