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アレクセイ・リュビモフのコンサート

叔母に誘われてリュビモフのピアノのコンサートに行ってきた。京都のこじんまりしたサロンで行われ、ホ-ルとは違って本当に間近に親しみ持って聞く事が出来た。

そのおかげか、言葉にするのも難しいような信じられない豊かさの、さまざまなまる-い(キンキンとした音の対極とでも言おうか…)ピアノの音を聞く事が出来た。ピアノってどうしてもキラキラしたきらめきみたいなが聞こえてくるのを予想するのだけど、何故こんな木管的温かみのある音が出てくるのだろう〜。モ-ツァルト、ハイドン、ショパンそして現代曲の数々。そして、叔母も言ってたけど日本人はピアノ弾き終えたら弾いたわよ、とどこかドヤ顔になる人が多いけど、弾き終わってもすごく自然で、全く楽器をいじめてなかったね、と。

奏法は結構よく動かれる方だった。手の上げ方も高い。チェンバロ奏者というと静かなイメージがあったが、ピアノフォルテだと思うと縦型奏法になるのかしら??^_^

それにしても、実にまろやかな音楽で、生活に浸透している音楽というのかな、やっぱりピアノは演奏される方の持っているものが反映されるんだなあとつくづく思った。何とも言えないような、心がたっぷりと満たされた気持ちになるコンサートだった。
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