ドライマンゴです。ピアノやマイペースな日常生活を綴っていきます
ドライマンゴのピアノ道楽
佳子先生のレッスン ラフ3 2回目
佳子先生にラフ3 第1楽章のレッスンを受けに行った。今回はカデンツァを終わった所まで練習していったので、中間より少し前からカデンツァまで見てくださいと頼んだ。
先生は、「どこが弾きにくいですか?」と尋ねられ、その部分の練習を細かく見てくださった。まずはトレモロのところ。左手が音がしっかり均等に鳴らせず、疲れてきて速度も保てなくなる。これは「指が肘や手首の助けなく独立して動かせないといけません」ということでコルトーのメソッドを元に書かれたフィンガートレーニングの本を出してこられた。左手の345を動かす練習。リズムを変えたりいろいろやってみた。手のひらの真ん中を集約することを意識して指を動かすのだそうだ。「毎日トレーニングしてください。できてもすぐに忘れますから」
と言われた。
他も細部をいろいろやっててこの日は結局通して弾くことはなかった。先生に弾きますか?と聞かれたけど暗譜をちゃんとしていないと弾けない部分だったので「いえ、お耳汚しなので今回はいいです」と辞退した。レッスンなのでいいじゃんという考え方もあるかもしれないけど、流石に申し訳なくて…。
先生はいろんな話をしてくださった。2台のピアノで合わせる難しさ。細かい部分練習を超えて楽曲を第1楽章、第2楽章、第3楽章を通して客観的に見るという事の大切さ。昔日本人が教わったみたいにしっかり鍵盤を押さえきらなくていいとか、(軽く上に上がる様にしたら良い)ショパンコンク-ルのSさんはものすごく軽々と弾いていたとか。
こういういろんなお話が伺えるのもレッスンの楽しみの一つだ。次回は1楽章の最後まで聞いていただけるように頑張ろう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )