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上達を目指すには暗譜するしかない

 最近はしんどい練習をたくさんしている。具体的には今主に練習しているラフ3、1楽章の後半部のゆっくりしたところ。

 レッスンは年末私が病気になったから延期になったのだけど、「まだまだレッスンに持っていけるほど弾けてない」という事に気がついて今焦って練習している。まずはカデンツアがとても難物で、これが弾けるかどうかって繰り返していたらほとんど先には進まず。そこから先もパッセ-ジの暗譜がまた難しく、なんとか弾けたかなと思ったところでもうストップしてしまっていた。そこから先の所、微妙な色合いが絶妙で素敵なのだけど、いろいろ音色とか試してみようも思ったらやっぱり覚えてないと取り組みが不完全で習得には程遠い…。

 他、2楽章の軽快なところをうまく弾けるようになりたいと思ったらやっぱり暗譜するしかなく、頑張ってはいるもののどうしても頭に入ってこない。そこで音をじっくりみてみたらやっぱり2度の不協和音が離れた音で仕込まれていた!これはショパンのソナタ3の4楽章でもあった事なのだけど、何故か脳は合わない音というものを避けたがるようだ。どうしても覚えられないのは合わない音程が入っていたりするのだぁぁ…。

  そして第3楽章の軽快なところも。最近は練習は本当に頭を使う。そもそも練習って多分効果があるものはしんどいものなんた。私は何回か通して弾いて楽しい気分になるのが好きなのだけど、それはきっと練習になってないんだよね…。

 ただ、嬉しい事に一晩寝ると状態はよくなっている。前の日のひどいのに比べるとマシになっているのは本当に温かい木漏れ日にあたって気持ちが和らいだ時のようだ。この感覚が今の自分の支えかも〜〜。
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