天神山古墳(熊本県)
訪れた時はこの様にブルーシートが大きく掛けられていた。熊本地震に因るすぐ脇の山の崩壊であろうか、或は豪雨被害にあったものであろうか。どちらにしても当該古墳は相当のダメージを受けていることは間違いない。五世紀初頭に築造されたものと思われ、当時海岸線に近かったであろう。大和連合国の一つであったことだろう。主体部などは判っていないものの築造された時代に近接した向野田古墳が竪穴式石室に石棺を埋葬するといった埋葬施設であったからそれに近いものであったろう。修復されるかどうかはいまだ判らないが・・実行してもらって主体部などが判明すれば古墳自体の背景が判るのではなかろうか。そうして整備保存して見学できるようになればいいな。そうそう、全長107mの前方後円墳で、熊本県下3番目を誇る。
菅原神社位置
当該ブログの記事は令和3年(2021)8月21日から26日までである。