中が物置になってないか。
画面左手奥に天井が落ち込んだと見られる古墳らしきものがある。右手は小さな谷に落ち込んでいて横穴墓群があると言われている。この地域の古代の奥津城となっており川崎町の歴史公園になりうる重要な場所である。
古墳北側斜面上部に古墳らしきものがある。この地域一体を古墳公園にしてもらいたいという地域の人々の声が上がっている。そのため醜い木々が切り倒されているようだし、下草も刈り取られているようだ。
現在見学できる一号墳が装飾古墳だったという話があったということも耳にしているので、この付近で装飾古墳が発見される可能性を秘めていると言ってもかごんではないのかもしれん。相当期待しているのだが。
読者諸氏にお送りする久しぶりの戸山原古墳である。この一帯を古墳公園にするほどの整備がなされているのではないかということを小耳に挟んだのでそそくさと出かけてきたのである。綺麗に整美されていることに驚かされたと言っていい。
しかし、なぜかしらここにくるとホッとする。亡くなった伯母さんの一言が思い出される「あんた人の墓に行って何が楽しいのかね」
墳丘のようだ。真ん中に見える大きな石は天井石の様である。以前にも紹介したが、これも古墳で、封土を採られ、石室は崩壊し、またづら側壁などの石も盗られてしまったのだろう。お墓を造るのには手ごろな土盛りだったのだろうな。
お墓が造られた事によってこの状態で残ることが出来たのかも知れん。
いつもの戸山原古墳から少し離れた畑の中にある。元の形は円墳だった出あろう。封土は削り取られ、石室は押し潰されており、天井石が支石墓のようになっている。更に墓がある。
