街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

悲しい出来事

2007-08-03 10:10:11 | Weblog
 世の中で何が悲しいと言って身内のものが亡くなる事ほど悲しい出来事は無いであろう。これは人として生まれれば自然に、又、必然的に時と場所を選ばずに迎えねばならないことである。
 6月23日土曜日午後6時30分頃、父親の死に直面したのである。
午後5時38分母からの電話で「お父さんが倒れたので直ぐ来て」というものだった。もどかしく服を着、家に向かった。道路は大変な渋滞で前に進まない。このときである私の頭の中に「もうだめなようだ」と誰かが話しかけてくるのである。そんなことはあるものかと否定はするのだが、果たして私もそう思ってしまったのである。
家に向かう途中、対向車線を救急車が走ってくる。家の方向からだったのでこれと確信した。すれ違い様振り返って見る。当然のことに中は見えないのだが、そこに父が横たわっているのをはっきりと見た。「くそっ」
[写真:父が好きだった朝顔]

コメント
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