国鉄ファンには懐かしく思えるほどの写真を見ることが出来る。
おそらく8620型が中心であろう。
8620型は豊後森で昭和10年頃から昭和45年頃まで活躍していた。
現在は人吉号、過去は阿蘇ボーイで有名を馳せたことは皆さんもご存知であろう。
因みに九州門司鉄道管理局内での蒸気機関車最後の「さよなら運転」は室木線で、38634号が客車を牽引した。昭和49年1月20日のことである。
また、本機は大正11年11月お召し列車をも牽いている。
昭和44年10月長崎国体時、松浦線でお召し列車を牽いたのが二両の8620型で、48627号(本務)、28629号(補機)であった。(参考:門司鉄道管理局 昭和49年3月30日 発行 「九州の蒸気機関車」)
ここで少し8620型式の栄光を紐解いてみた。
そんな8620型の仲間がひしめき合っていたのであろうか。