山口県阿知須に所在する横穴式石室を持つ小さな円墳である。家族の集団の中でも力を持つ者の墳墓である。説明によると後背地に5ないし6基の円墳があるとのことだ。しかしながらちょっと歩いただけでも汗が噴き出すこの日であったから近くまでは行ったものの山の中に入る気にはならなかったな。やはりシーズンオフに山中にある古墳には行かないほうがいいぞ。
バスに心地良く揺られながら、車窓をも楽しみながら約30分の道程であった。終点は柳川かんぽの宿である。
その裏手はこの様な堀が東西に奔る。妻が言う。なんだか汚いね。流れがある訳ではないから澱んでいるのは如何ともし難いのではなかろうか。
しかしな、水辺の風景は良いものだと思わないかな。