勝山古墳群 2号墳 (福岡県)
勝山神社 鳥居の右脇に入って行くと3基の大型の円墳が並ぶ。手前から 3号墳、2号墳の順である。3基の中で一番早く築造されたと言われている。6世紀の半ばと思われる。埋葬施設は3室の構造で珍しいのではなかろうか。また玄室の造りが素晴らしく持ち送りと穹窿状の天井の見事な石組を見ることが出来る。コンパクトではあるが素晴らしい。開口部が少し埋まってはいるが石室内に入るのは造作もない。開口部手前に墓道か羨道か、その両壁の石材が露出している。円墳の裾はだいぶ手前にあったようだな。当該地域の首長クラスの人間が埋葬されたのであろう。
当該ブログの記事は令和6年3月4日から11日までである。