げっ 何なんだ このくつろぎ方は 殆ど我家と言った感じだな・・・目の前には給仕係もいるしな
はー 余裕ありすぎじゃないか・・・はー 何考えているんだか
ここまで近づいても微動だにしない 目は何処かな やれやれだぜ
南宋の人 陸游(1125~1209)の 七言絶句
贈猫
執鼠無功元不劾 一箪魚飯以時来 看君終日常安臥 何事紛紛去又回
猫に贈る
鼠を捕る功績が無いのを、糾弾する気はさらさらない。魚を混ぜてやった飯一膳には、時間通りにありつきに来るけれど。日がな一日いつだってのんびり寝ている君を見るにつけ、ばたばた行ったり来たりしている自分のことがわからなくなるよ。
この詩の猫はどうやらぐうたらで、食事時だけにはきちんとあらわれる。と詩っている。
中国名詩選【下】川合康三編訳 岩波文庫 より
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