姪の結婚式に参加したときの写真である。私の上の子が撮ってくれた。わざとしかめ面をしているのだ。親父と一緒に写真を撮ることなどこの時以来全くない。
我々の年代の親父と言えば雷親父で、「地震、雷、火事、親父」だったのである。全くそれを地で行く私の父だった。それゆえ二人ともポーズをしないわけだ。
私の子に撮ってもらうのでも私自身もそれなりのポーズをしないのである。全くの父親譲りである。その父も他界して一年がなりなんとしている。光陰矢のごとし。またいやな日がやってくる。それは親父の言葉を借りれば「没法子」なのだ。思い出したくなくても思い出し、忘れたくても忘れられぬ。
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