後ろにも古墳があるのだが見落としている。まあまた来ればいいか。次の機会には高速道路が一本の線で繫がっているはずだから今回よりもまだ時間の短縮が出来そうだし、まだまだ見るべきところは沢山あるからな。
楊貴妃の名前が見えるが・・・・墓があるんだそうな。白楽天(長恨歌伝) 「在天願作比翼鳥 在地願為連理枝」
玄宗と楊貴妃 「願世世為夫婦」言い終わって二人手を取り合って泣いたという。
香月泰男の名前が見える。彼は満州関東軍に徴兵。捕虜となりソ連に抑留され、シベリアで強制労働に従事。これが原体験となり、「シベリア・シリーズ」を描く。
高校二年だったか八幡美術館で香月泰男展が開かれた時の体験だったが、亡父もシベリアに抑留されて炭鉱で強制労働させられた。
その様子が目の前にある絵から・・・胸を打たれたものだった。いまだにそれらの絵が目の中に浮かんでくる。
二位の浜は・・平時子(清盛の正室)安徳天皇を抱いて入水 その遺骸が流れ着いたと云われるところからこの名前がついている。
59号に登ってみよう。「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島 大和の国は」の気分になるかな。だからと言って海が見えるのかと言う愚な質問はしないようにね。
長門湯本駅にいる。
構内には似合わない針葉樹である。少し小腹が・・・なんか食いに行くかな。
帰路につく列車の時間までは小一時間あるからな。