日々好日

さて今日のニュースは

仲良しごっこの各党対応は良い事か?

2011-05-02 10:16:05 | Weblog
この処民主・自民・公明の協調路線が鮮明になり、国民はいささか戸惑って
居ます。

国民て勝手なもので、お互いに対立すれば、この非常時に何をそんな事でと
怒り、今の様にナアナアで事が運ぶと又腹が立つものです。

被災者待望の第一次補正予算案は衆院全会一致で難なく通過し参院本会議で
成立する運びとなり皆ホットした様です。

がれき処理や仮設住宅建設等今一番被災者が望んでいるものに予算が付いたの
ですから喜ばしい事です。

色々異論もあっただろうが与野党とも全会一致で可決出来た事は大変喜ばしい
事だと思います。

お互いに世論を気にしての賛成ですので、この成立には国民の無言の圧力が効を
奏してとも言えるのではないか?

勿論政権担当の政党としていち早く2011年度予算案の見直しで復興財源を捻出
して提示した民主党の功績が大と言わねばなりません。

この2011年度予算案の見直しと言う、克ってない事をやった民主党政権は錦の
御旗とも言う民主党マニフエストを一時降ろしての決断です。

ただ緊急事態とは言え国民側からは、不服な点が多多ある様です。

今回の4兆150億円余の第一次補正予算の大部分は、予定されていた基礎年金の
2分の1国庫負担のための財源が使われた事です。

これは国民にとってどうなのか?年金政策としてはどうなのか?
余り与野党ともこの点で審議されなかった様で馴れ合い的同意の匂いがします。

また野党が反対して居た子供手当については。、民主党が譲歩し最終的には自民公明
が主張する児童手当の拡充案になってしまう公算が大です。

現在は子供手当ての3歳児未満のかさ上げ分を復興費に転用となって居ますがこのまま
では民主党が掲げた子供手当そのものが無くなる可能性があります。

それはそれとして大変望ましい事と言う人と、子供手当を期待して居る若い世代の人達
にとっては余り望ましい事でないかも知れません。

また高速道路料金の無料化等や社会実験区域50区間無料化等はこの復興費捻出のために
6月限りで廃止されます。

今後高速道路料金については与野党で割り引き料の見直しを協議すると言う。

国民の大半が期待した高速道路無料化の夢はどうなってしまうのか?

その他に法人税や復興税等2011年度税制改正法案や赤字国債発行の件等色々討議が
山積して居る様です。

ここで気になるのが、民主党が完全に兜を脱いで全面的に野党ペースで事が運ばれて行く
流れがある様です。

緊急時とは言え譲れない点は、政権担当政党としてどうしても守って欲しい気もします。

仲良しごっこはいずれ国民から見放されるのではないか?