日々好日

さて今日のニュースは

何時内閣不信任案が提出されるか

2011-05-20 09:00:46 | Weblog
東日本大震災と福島原発事故と言う希有の災害に見舞われた日本を私が復興させて
見せると大見得を切った菅首相でしたが、この処思うようには行かず野党や党内からも
批判の声が上がり始めました。

野党第一党の自民党では若手中堅議員が内閣不信任案提出を谷垣総裁に迫り、聞き入れ
ないなら総裁交代の話しさえ囁かれ出したと言う。

又民主党内も小沢氏に近い反執行部の議員達が菅総理降ろしを画策して居る向きがあるとか。

是とは別に一匹オオカミ的存在の西岡参議院議長は何故か強固に菅首相攻撃を行い何とか
引き摺る降ろしたい意向の様で、若手議員に管政権の不信任案出を促す様な発言すらして居る。

現在は小沢氏に近い議員や自民党若手中堅議員109名が超党派の会合をもって今国会の会期
延長を働きかけると気勢を上げて居る状況です。

是が何時菅内閣不信任案提出になるか目下不明です。

今被災地は復興を待ちこがれて居ます。
その為補正予算や色々の支援策に奔走して居る菅内閣を不信案提出し国民の批判を受ける事を
各党の政治家は一番恐れて居ます。

誰も好きこのんで悪者になって非難の的にされるのはイヤですからね。

また民主党議員の中にも内閣不信任案に同調する事は同時に自分の首を切る事だと自覚して居て
仲々決心がつかないのが本心かも知れません。

しかし膠着状態はそんなに長く続くものではありません。

何らかの動きが有るはずです。

今行き当たりバッタリの政策でなんとか凌いで居るが、このままの状態が続けば、何れどうにも
ならない事態になる事は間違いありません。

自民党も公明党もこの際一気に内閣不信任案提出で政権奪取したいところですが、未だ機が熟せず
と迷って居る状況です。

何か管政権が手痛い失政をするのを待って居る状況の様だ。

お陰で国民はおアズケをさせられるイヌみたいなものです。

早くどうにかして貰いたい気持ちが半々です。


震災でGDP年換算マイナス3・7

2011-05-20 07:48:58 | Weblog
内閣府は1~3月期の日本の実質GDPは昨年10~12月期比で0・9%マイナス
年率換算で3・7%減になったとの発表を行いました。

是で東日本大震災と福島原発事故の影響で日本経済に大きな打撃を与えた事が実証された。

民主党政権は経済成長戦略で2020年までに名目GDP3%実質2%成長を掲げました。

政府は2011年度実質GDP成長率を1月に1・6%と設定しました。

是から逆算するとマイナス5・3%の落ち込みとなり如何に震災の影響が大きかったが
推定できます。

詳しく実質GDPを見みると個人消費が前期比で0・6%減。設備投資前期比0・9%減。
公共投資1・3%減。住宅投資だけは0・7%プラス。


海外需要に支えられた輸出は前期比0・7%プラスでしたが、輸出から輸入を差し引くと
0・2%減。

結局前期比で内需寄与度0・8%減。外需寄与度0・2%減に落ち着いた。

物価変動で影響される名目GDPは、更に悪く前期比で1・3%マイナス。年率換算で
5・2%の減となり景気が震災後悪化の傾向にある事が伺えます。

ただ同時に発表された2010年度GDPは前年比で実質GDP2・3%プラス。
名目GDP0・4%プラス。と久々のプラス成長だったとの事。

専門筋は景気は既に震災時の最悪期を脱して居るので今後は7~9月期頃にはV字回復に
向かうのではと言う希望的観測も生まれて来て居るとか。

一刻も早く震災から立ち上がり、景気回復を願いたいものです