日々好日

さて今日のニュースは

米国に親近感82%とは

2011-12-04 10:00:45 | Weblog
毎年今頃になると内閣府から「外交に関する世論調査」の結果発表があります。

内閣府がこの様な世論調査を行って居る事は余り知られて無いが、毎年20歳
以上の男女3000名に対し外国に対しどの位親しみを持って居るかを調査して
発表します。

因みに回答の回収率は63・7%だった。

矢張り日本国民は米国を最良の友と思って居るのか米国に親近感を持って居ると
応えたのは過去最高の82%もあったとの事です。
震災に際して米軍が展開した「トモダチ作戦」が大いに影響して居ると見られます。

是に対し中国は昨年尖閣諸島での漁船衝突事件で最悪だったが、今年はすこし改善
されました。
それでも日中関係は良好と思わないが76・3%と依然高い事が判った。

また対ロシアに関しても75・8%が良好とは思わないと回答しました。
北方領土問題で快く思ってない人が多いと云う事でしょうか?

近くて遠い國と言われた韓国については韓流ブームでか、60%が親近感を抱い
居ると回答した。

EUやアフリカについても大体60%位が親近感を持って居ると回答した。

しかし南米や中近東に対しては60%に近い人が親近感を感じないと回答した。
矢張り世情不安等が原因なのでしょうか?

是は日本人からの結果ですが、世界各国の日本に対する親近感はもっと厳しい
ものである可能性が高い。

米国では50%行けば上々で日本の片思いではなかろうか?

中国でも恐らく80%近くが日本には親近感を持たないと回答があるやも知れません。

しかし、おもねる事無く毅然と国益を守ってお付き合いをすればきっと道は開けると
思います。

野田首相消費税問題で捨て石?無駄死では?

2011-12-04 09:12:02 | Weblog
野田首相は中小企業経営者の会合で不退転の決意を持って消費税率引き上げや
社会保障のための税制一元化改革やTPP交渉参加問題をやり抜くと表明した。

自分の代で国難をしっかりと受け止めて捨て石となって立派にケリをつけると
表明したと云う事です。

その志(こころざし)は立派と感服致します。

ただ此処で考えて見たい事は、国民は消費税にしろ、TPP問題にしろ説明不足
を指摘し、今だ了承して居ない事です。

ましてや自民公明を初めとする野党は勿論自分の身内の民主党内でさえ、強固に
反対する人達が居る現状では極めて厳しいと言わざるを得ません。

全ての了解を取る事は不可能に近いがもっと現状を見つめるべきでは・・・

下手をすると、笛吹けど踊らずで無駄死の恐れさえ有ります。

無理は不可ません。

将来に禍根を残さないためにももっとじっくりと構えるべきでは・・・