日々好日

さて今日のニュースは

原発汚染土中間貯蔵施設建設で大揺れ?

2011-12-29 09:52:36 | Weblog
現在原発事故汚染地域での汚染土の除染作業は急ピッチに進んで居ます。

処が除染された膨大な汚染土を何処に保管するかで今大きな問題が起きて居ます。

現在は各地に一時保管場所として土地を確保して居るが何処も満杯状態で新たな
一時保管場所探しが行われて居ます。

しかし是はあくまでの一時凌ぎで政府は30年位保管出来る中間貯蔵施設を建設し
30年後県外で処分すると言う構想で動いて居る様です。

恐らく放射能汚染土は東京ドーム30杯分以上出て来るものと見られ、中間貯蔵施設
と言ってもそう簡単に出来るものではない。

政府は福島第一原発がある大熊町・双葉町周辺が有力な候補地と見て、福島県知事や
地元くび長等と中間貯蔵施設建設について話し合いを行いました。

担当の細野環境相は推定積算被ばく線量が年100ミリシーベルトを超える地域が
あって通常の除染では線量を下げるのは不可能であると見られる。

国が土地買い上げや土地長期の借り上げで、中間貯蔵施設の場所として提供頂きたい
と申し入れた。

地元民に取っては晴天の霹靂と言うオドロキで受け止められ、また複雑な思いが交差
する事になった様だ。

該当の大熊・双葉町の住民は何れ何年か先には元の家に返られると言う淡い希望が
微塵に砕かれた事で大きな失望となると共に、一刻も早く決別したいと言う複雑な
気持ちもある。

また周辺市町村は各地に点在する汚染土の一時保管場所を一刻も早く中間貯蔵施設
に持って行って貰いたいが、中間貯蔵施設建設予定地の犠牲の上に成り立つ事で
これも複雑な気持ちになります。

解決を遅らせると益々汚染土の除染作業にも支障を来す事になりかねません。

さて是からどうなるのか?

政府の決断は待ったなしの処まで迫って居ます。

とうとう民主党に反旗。9人集団離党新党結成。更に横峰議員も

2011-12-29 08:53:42 | Weblog
消費税増税方針反対を理由に衆院議員9名が集団で離党届けを提出した。

是とは別に横峰参院議員も離党届けを出した。

何れも年明けに9人は新党結成に動き、横峰氏は大地・真民主党に結成に
参加が予定されて居ると言う。

恐らく消費税増税が可決されたら、自分達の政治生命が絶たれるのでどうせ
同じなら格好良い処を見せてあわよくば生き残りたいと言う打算が見え見え
の集団離党と新党結成ではないか?

泡沫的あがきにしか見えないが、これで民主党も先が見えて来た感じです。

社会保障と税一体改革に伴う消費税を2015年までに2段階で10%
まで引き上げる増税案は民主党税制調査会役員会で決定した。

此の一体改革大綱素案の「税制改革案」を民主党税制・一体改革両調査会
合同会議総会に提示しました。

だが増税時期の具体化を拒む意見が続出し7時間にも及ぶ協議でも結論は
出ず先送りの持ち越しとされた模様。

是で政府与党の「社会保障改革本部」での一体改革大綱素案決定は越年が
決まり野田首相が言明した不退転の決意で年内に結論を出す事が、反古に
されてしまいました。

今回の民主党の9名集団離党は年明けの政界に波乱をもたらす可能性が
あります。

小沢氏を含むグループの現執行体制の追い出しがいよいよ加速して恐らく
民主党の将来は厳しいものになる可能性があります。

明らかに野田首相が打ち出した党内融和方式が破綻したものと思われます。
大体党内融和方式そのものが無理な相談だったのでは・・・
その限界に達したと見るが至当かも知れません。

そうなると政界再編成がまた出てきて日本の政界は大きく変わるのでは?

しかし国民を置き去りにした党利党略の政界再編成に賛同が得られるか?

何れにしても年が明けて大きな動きがある様な気がするしまた期待します。