日銀が発表する企業短期経済観測調査「短観」は企業の業務状況を判断する
データーとして大変海外でも重要視されて居ます。
短観とは日銀が年4回1万社対象に行う日本経済の動向に関する統計調査で
企業が、自社の売り上げや収益・設備投資額・事業計画の実績・予測値等の
企業活動全般に亘り調査したものです。
各企業の良い悪い等と記載されたものが業況判断指数「DI」として表され
そのポイント数で判断すると云う比較的シンプルなものです。
是は日銀の金融政策の貴重な判断資料として利用され、株価の上下にも影響
を及ぼします。
今年最後の12月の短観は大企業製造業がマイナス4と前月に比べ大きく落ち
込みました。
是に対し大企業非製造業のDIはプラス4と改善されました。
大企業製造業は欧州債務危機や歴史的円高・タイ洪水被害等で輸出関連で慎重な
見方をして景況感が悪化したものと思われる。
具体的には電気機械関連のDIは世界的IT需要低迷・地デジ以降テレビ販売の
不振等で大きく16ポント悪化した。
石油・石炭製品も同じく13ポイント悪化。
是に対し自動車関連はプラス20ポントと前回より7ポイント上昇した。
大企業非製造業の好況感は、海外経済に比較的影響されない事と東日本大震災の
復興需要等の内需期待が反映したものと思われます。
具体的には震災後落ち込んだ宿泊・飲食サービスや個人消費関連のマイナス幅が
改善されたとの期待感が大きく影響して居る様です。
ただ先行きについては製造業も非製造業も悪化予想の悲観感が大勢を占めて居る。
総合的判断は震災のダメージから回復途上にあるが日本経済はまだ足踏み状態と
された。
なお大企業の11年度想定為替レートは79円02銭で現在77円台までどうにか
円安に戻った状況です。
データーとして大変海外でも重要視されて居ます。
短観とは日銀が年4回1万社対象に行う日本経済の動向に関する統計調査で
企業が、自社の売り上げや収益・設備投資額・事業計画の実績・予測値等の
企業活動全般に亘り調査したものです。
各企業の良い悪い等と記載されたものが業況判断指数「DI」として表され
そのポイント数で判断すると云う比較的シンプルなものです。
是は日銀の金融政策の貴重な判断資料として利用され、株価の上下にも影響
を及ぼします。
今年最後の12月の短観は大企業製造業がマイナス4と前月に比べ大きく落ち
込みました。
是に対し大企業非製造業のDIはプラス4と改善されました。
大企業製造業は欧州債務危機や歴史的円高・タイ洪水被害等で輸出関連で慎重な
見方をして景況感が悪化したものと思われる。
具体的には電気機械関連のDIは世界的IT需要低迷・地デジ以降テレビ販売の
不振等で大きく16ポント悪化した。
石油・石炭製品も同じく13ポイント悪化。
是に対し自動車関連はプラス20ポントと前回より7ポイント上昇した。
大企業非製造業の好況感は、海外経済に比較的影響されない事と東日本大震災の
復興需要等の内需期待が反映したものと思われます。
具体的には震災後落ち込んだ宿泊・飲食サービスや個人消費関連のマイナス幅が
改善されたとの期待感が大きく影響して居る様です。
ただ先行きについては製造業も非製造業も悪化予想の悲観感が大勢を占めて居る。
総合的判断は震災のダメージから回復途上にあるが日本経済はまだ足踏み状態と
された。
なお大企業の11年度想定為替レートは79円02銭で現在77円台までどうにか
円安に戻った状況です。