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13年度予算案衆院通過5月15日自然成立か?

2013-04-17 07:20:50 | Weblog
昨年末の急遽行われた衆院選でどうなるか懸念された13年度予算案ですがどうにか
昨日自民党・公明党の賛成多数で衆院本会議で可決され参院に送付された。

恐らく参院では否決されるだろうが衆院優越の憲法60条規定適用で5月15日には
自然成立と見られます。

予算案が5月成立するのは17年振り遅い記録らしい。

しかし昨年の様にすったもんだして12年度予算案は4月6日成立したがその予算を
執行するための不足分を赤字国債で補填する債権法が自民党等の反対で10月頃まで
成立せず國の行政に支障を生じ、地方交付金等も減額して支払われないと言う事態が
起きた事は記憶に新しい。

12年度の予算規模は過去最高の96兆円超えと言われ此は東日本大震災の復興費等
で拡大したものでした。

今年の予算案は95兆6115億円チョツト見には昨年より少ない様に思われるが
此には12年度補正予算として前倒しで13兆超えが計上され此が5月20日まで
組まれその後が13年度予算案に吸収されるので、昨年並み予算総額は恐らくは
100兆円規模を超えると推定されます。

財務省の頭の良い官僚が国民の目を誤魔化す小細工をしたもので、まんまと国民は
ひっかかった様なものです。

今年は予算の度に赤字国債発行法を成立しなくても良い様になったので、昨年の様な
不様な事は避けられそうですが、それでも國の予算が無事に成立する事は良い事だ。

今年の予算案には民主党・共産党・生活党が、組み替え動議を出して、日本維新の会
とみんなの党が共同で修正案を提出したが何れも否決されました。

矢張り予算案を黙って通すのは各党の面目があるので、反対するのは常套手段でしょう。

しかし今年の予算案は自民党政権復活で4年振り公共事業中心の財政出動で景気の底上げを
狙って組まれて居るが、果たして効果を発揮出来るのだろうか?