日々好日

さて今日のニュースは

アベノミクスのヒズミが早くも発生か?

2013-04-25 08:36:17 | Weblog
安倍政権は何時までも続くデフレから早急に脱却するための経済政策を打ちだした。

其れがアベノミクスと言う経済政策です。

アベノミクスには三本の矢に喩えられて説明されて居ます。

まず一本目の矢は、日銀の大胆な金融緩和で多量の資金の供給を行う。
次の矢が財政出動で巨額な公共事業等を行い経済活性化と雇用の確保。
最後の矢が民間企業を巻き込んで経済成長戦略を実行する事です。

日銀の大胆な金融緩和は日銀総裁交代と同時に行われ此までの日銀金融政策を覆し
後先考えない、大きな賭に出ました。

此が的中し期待感で忽ち円安・株高に転じ経済界はホクホクです。

次の財政出動は2012年度補正予算と連動し13年度国家予算は100億円を
超すものとなりました。

防災・予災主点に大きな公共事業に予算が割かれ、5月中には、予算案が可決し
執行される目途がたった。

今年は紛争の的になった債券発行特例法の厄介にならず予算の執行が出来る様に
なり安倍政権としては大助かりです。

そして最後の矢の経済成長戦略も民間企業の協力で6月から動き出す公算が高く
りなり、順風満帆の感があります。

処が早くもアベノミクスのヒズミが発生し出した。

まず円安は輸入に頼る外国資源材料の高騰に影響を及ぼして来ました。

特にガソリン等燃料価格高騰に出て来ました。

其れは電気代値上げとなり電気を使う製造業を直撃あらゆる製造費に影響を与え
始めた。

燃料費高騰は漁業者にも重い負担を強い高い油代で出漁出来ない様な状態となった。
水産庁も見過ごす事が出来ず原油価格が基準額を上回ったら差額を穴埋めする基金を
拡充する事を検討するとか。

しかしこれも焼き石に水と思われます。

円安・株高の恩恵を蒙っているのは大企業と富裕層です。

輸出が増え商売繁盛です。

富裕層は有り余るカネを借りて投機に手を出し益々儲かるばかりです。

折角カネを沢山放出しても、投機に流用されたら、実態経済に何の影響も及ぼさず
却って虚構経済へ集中し隔離が起きて来ます。

各国が恐れるのは先進国の金融緩和で余ったカネが新興国や後進国の投機に集中して
物価高騰バブルが起きかねない事です・

もう既にその徴候は起きて居る様だ。

円安・株高で得をするのは大企業と富裕層に間違いありません。

一方庶民は公共料金・食料品・衣料品等々物価高が押し寄せて来て肝心の所得の倍増
は夢のまた夢。

雇用についても政府が企業に支援金を出して拡大を煽りますがイマイチ企業の腰は
重く政府の言う様に仕事は増えません。

安倍政権が志すアベノミクスの悪い面ばかり出てきて此では効果が疑問視されますね。

大きく打って出た賭ですが、現在の処良いとも悪いとも言えません。

ただ庶民にとっては最悪の政策である事に間違いない様だ。

安倍首相靖国問題中・韓批判に対し脅しに屈せず強気の姿勢

2013-04-25 07:35:47 | Weblog
安倍首相は麻生副総理等3閣僚靖国神社参拝を巡り中・韓の批判に対して、「我が閣僚は
どんな脅しにも屈しない」靖国参拝容認の強気の姿勢を明確にしました。

政府は当初閣僚の私的な行動として居たが、中・韓の反発が続き政府として具体的見解を
表明する必要が出て来たと判断し参拝容認を明確にしたものです。

もし許されるならまず真っ先に靖国参拝に駆けつけたい処ですが諸般の事情を考慮して
今回は供物奉納に留めた安倍首相としては忸怩たる思いでしょう。

事の善悪は別にして國のため戦没者の霊を尊崇する自由は万国共通である筈ですが、日本人
の中には戦争犯罪者と決めつけて、國のため命を捧げた人を貶しおとしめる人達が居ます。

日本叩きの絶好な事項とまず韓国が、そして中国が飛びつき靖国参拝を糾弾し始めた。

確かに戦争は起こしたくないと言う気持ちは誰でも持って居ます。

しかし現在の日本があるのは事の善悪は別にしてこれらの命を賭けて守って呉れた戦没者
あっての事を感謝するのは当然の事と思います。

各国も元首が過去の戦没者慰霊に参列するのが儀式として常識です。

米国ワシントンのアーリントン戦没者墓地・イギリスのロンドンの戦没者記念碑等の参拝
は各国元首の恒例行事として認知されて居ます。

処が日本では戦没者は肩身の狭い思いで、戦争犯罪者扱いです。

だから中国や韓国に良い様に付け入れられるです。

彼等は歴史認識が足りないと言うが、その言葉ソックリそのままお返ししたい気持ちです。

当時の世界情勢を全く理解せず、現在の考えで押し通すのは如何なものでしょう。

それにしても何時から日本人はこんな恩知らずの民族になったのでしょう。

もっと日本人の誇りを持って欲しいものです。