高度経済発展当時急増された我が國の高速道路も長いのでは50年を経過する様に
なって来ました。
高速道路のコンクリート片が剥がれ落下したとか、橋梁が錆びて腐食が見つかった
とか言ったニュースが度々報道される事が多くなりました。
其処で東日本・中日本・西日本の3高速道路会社が、橋の架け替え・トンネル大規模
改修等の老朽化対策で今後100年間に5兆4000億円から10兆6000億円が
必要と試算した事を公表しました。
100年間とは言え、我が国の防衛費1年分から2倍の巨額な補修費が必要とは少し
オドロキです。
最大の場合は3道路会社の料金収入の7年分に当たると聞いて、なお吃驚です。
此に首都高速・阪神高速・本州四国連絡高速を含めると更に巨額な財源が必要との事。
今回3道路会社の2011年度の収支は次の通りです。
東日本高速道路会社 料金収入3505億円。管理費1775億円。差額1730億円。
中日本高速道路会社 料金収入3380億円。管理費1387億円。差額1993億円。
西日本高速道路会社 料金収入3848億円。管理費1711億円。差額2137億円。
意外と東京等の中日本高速の収益は小さい事。其れに較べて、西日本は管理費は高いが
その分利益が多い事が判りますね。
東日本は管理費が利益を上回って居る事も見えてきますね。
政府としてはこの3高速道路会社の利益を借金返済に充てて50年には無料化の予定
でしたが、此だけの補修費が必要となれば2050年の無料化は先に延ばされる公算が
大きくなって来ました。
現在諸外国での高速道路は無料が常識化して居るが、我が国の高い高速道路通行料は
まだまだ続きそうですね。
因みに試算された3会社の補修費補修費内訳は次の通りです。
橋1万7千箇所が架け替え・改修が必要で4兆4千億円。
のり面・盛り土等土木構造物に7千億円。
トンネル改修費が3千億円。総計5兆4千億円です。
3高速会社の総延長は8700キロになりその4割が開通後30年経過だそうです。
なって来ました。
高速道路のコンクリート片が剥がれ落下したとか、橋梁が錆びて腐食が見つかった
とか言ったニュースが度々報道される事が多くなりました。
其処で東日本・中日本・西日本の3高速道路会社が、橋の架け替え・トンネル大規模
改修等の老朽化対策で今後100年間に5兆4000億円から10兆6000億円が
必要と試算した事を公表しました。
100年間とは言え、我が国の防衛費1年分から2倍の巨額な補修費が必要とは少し
オドロキです。
最大の場合は3道路会社の料金収入の7年分に当たると聞いて、なお吃驚です。
此に首都高速・阪神高速・本州四国連絡高速を含めると更に巨額な財源が必要との事。
今回3道路会社の2011年度の収支は次の通りです。
東日本高速道路会社 料金収入3505億円。管理費1775億円。差額1730億円。
中日本高速道路会社 料金収入3380億円。管理費1387億円。差額1993億円。
西日本高速道路会社 料金収入3848億円。管理費1711億円。差額2137億円。
意外と東京等の中日本高速の収益は小さい事。其れに較べて、西日本は管理費は高いが
その分利益が多い事が判りますね。
東日本は管理費が利益を上回って居る事も見えてきますね。
政府としてはこの3高速道路会社の利益を借金返済に充てて50年には無料化の予定
でしたが、此だけの補修費が必要となれば2050年の無料化は先に延ばされる公算が
大きくなって来ました。
現在諸外国での高速道路は無料が常識化して居るが、我が国の高い高速道路通行料は
まだまだ続きそうですね。
因みに試算された3会社の補修費補修費内訳は次の通りです。
橋1万7千箇所が架け替え・改修が必要で4兆4千億円。
のり面・盛り土等土木構造物に7千億円。
トンネル改修費が3千億円。総計5兆4千億円です。
3高速会社の総延長は8700キロになりその4割が開通後30年経過だそうです。