日々好日

さて今日のニュースは

明日は日本にとって主権回復の日沖縄県民にとり屈辱の日

2013-04-27 09:17:09 | Weblog
61年前の明日、戦後7年目にサンフランシスコ講和条約が発効し日本国が戦後の
OCCUPY jAPANが主権国として認められた。

平成生まれの時代の人には想像も出来ない事ですが、我々が使う当時の紙幣には
必ずOCCUPY jAPANが印刷されて居て非占領国だと言う事を嫌と言う
程味あわされものです。

それだけに日本国民にとっては大変記念すべき日です。

しかし同じ日本でありながら沖縄は米軍の戦略地であるため占領はそのまま続き
ました。

まさしくこの日本の主権回復の日は沖縄にとっては日本に見捨てられた屈辱の日
でしかない。

日本は沖縄を見捨て引き替えに平和を享受し、高成長経済に入り謳歌して居た。

沖縄は銃剣とブルドーザーと形容される様に先祖伝来の土地は奪われ沖縄の
大半は高い柵に囲まれた治外法権の区域になり日本人が間違って入り込めば
銃殺される危険すら有るアブナイ土地になりました。

此は今も続いて居て本当の日本の主権が今尚ないがしろにされて居るのは周知の
事実です。

沖縄が日本に復帰出来たのはこの講和条約発効後20年後となります。

その間沖縄は米国としての扱いでオカネもドルで米国の政治や習慣が日常化
されそれは米国と変わらない生活を強いれて来ました。

それだけに沖縄復帰には大変期待が持てましたが、結果は同じで基地はそのまま
米兵が犯罪起こしても捕まえる事も出来ません。

それだけに米兵に何の理由もなく銃殺されたり兄弟が米軍車両にひき逃げあれても
お咎めなしでは、見捨てられた沖縄が何で主権回復の日を祝う事が出来ますか?

と言う気持ちも良く判ります。

日本は沖縄に基地を提供し米国の核の傘に入りどうにか國を維持すると言う情け
無い國に成り下がりました。

それでも明日は、一応非占領国から主権国として認められた事をまずは祝いましょう。


日銀物価2%アップ強腰なれど市場は懐疑的で動かず

2013-04-27 08:18:27 | Weblog
黒田日銀総裁は2015年の早い時期に物価2%アップ達成可能とさらに大規模金融緩和
を行うことを表明しました。

そのため13年度・14年度の物価見通しを大幅上方修正し物価上昇目標達成を2年後と
する道筋を明示しました。

この強行策とも云える強腰は何が何でも早期デフレ脱却が使命となった黒田総裁にとっては
後に退けない大きな賭でもある様です。

ただ円高・株安で順風満帆と見えて居た輸出で、海外経済に陰りが見え始め先行きがどうも
アヤシクなりそうです。

黒田総裁は我が国の成長戦略と、財政健全化を着実に実行する様に重ねて政府に要請した。

現在世の中に流れて居るおカネの量を2倍に増やす様に金融緩和策を行う。
金利低下や景気刺激の効果を見極める。

このため消費者物価指数を13年度4月に0・7%修正し14年度1・4%に15年度は
1・9%で前年比でほぼ2倍達成と予測した。

しかし此に対して市場側は厳しい反応です。

物価上昇率2%アップは大変高いハードルで、経済成長率が高まって供給力を超える投資や
消費需要謂わばバブルが必要であります。

一説では物価上昇2%実現には実質GDPが2年連続で3・2%成長しないとダメだと言う。
市場予測で両年で平均1・3%です。

此に対し日銀展望レポートでは13年度実質GDP成長を2・9%。14年度1・4%に
16年度1・6%に展望しています。

現実の市場予測とは相当ずれが見られるが、それでも2年連続3・2%の成長とは大きく
かけ離れています。

それに物価上昇も実質GDPも14年度4月15年度10月の消費税引き上げを勘案しない
数値ですので余計その真実味が危ぶまれますね。

アベノミクスが巧く行き、デフレ脱却の間近の夢を国民に抱かせて居るが現実はそんな
甘いものでは無い様だ。

GDPの成長は鈍く、賃金は上がる気配がないが、確実に円安で物価上昇して庶民の生活
は一段と厳しくなって来ています。

金融緩和でおカネを豊富に供給してもそれが国内に居着かず、新興国への投機マネーと
なれば、それは富裕層や投機集団への奉仕になる可能性も無きにしもあらずです。

日銀は大変大きな賭に出た訳ですが、大丈夫なのか少し心配ですね。