日本のプルトニウム所有は核兵器所有国以外では最高の47トン・原発6千発分に相当
するものと言われる。
また各原発の核燃料プールには原発2万4千発分のプルトニウムが含まれて居るとか。
現在日米原子力協定が30年の期限満了で、一応自動延長されているが何時米国が
日本にプルトニウム返還を一方的に求めて来てもおかしくない状況です。
しかし原子燃料の生産がない日本では一たび返還すれば核燃料獲得に苦労する事は
見えて居ます。
其処で今回原子力委員会はプルトニウム削減の新指針を決定しました。
2021年完成予定の青森六ケ所村再処理工場で製造するプルトニウムを原発で使用
する量に限定する。
保有量が現行水準超えない様に管理する。
各電力会社同士でプルトニウムを融通し合う。
日本としては核燃料47トンは最低確保目標で、これ以上増やさず、減らさずの方針。
しかし核燃料保有については色々問題も多い様で、特に2021年完成の六ケ村再処理
工場の完成でまた大きな問題が起きそうですね。
将来的には原発ゼロの政策を打ち出して居るが、経済成長政策では原発は不可避です。
そこが、被爆国日本は他国とは違った問題を抱えて居ますね。