中国は現代版シルクロードで中国から中東を経て欧州まで大陸と海路の二つのルートで結ぶ
構想を打ち出しています。
既にルート上の中央アジアの国々は中国の巨大な資本で経済発展を成し遂げて居る。
が反面借金で中国に奴属化して居る国も出て来た様です。
一帯の海路の方も着実にカネにものを言わせて、中国の中継基地造りが進んで居ます。
インドネシア・バングラデシュ・インド・中近東・アフリカいずれも中国がカネを投資して
各国の地下資源をかき集めせっせと中継基地経由で中国に運びこんで居ます。
何しろ13億人の人口を持つ中国です、どれだけ世界の富と物を掻き集めても足りない。
中国は克って欧米諸国から租借と言う国土の切り売りをさせられたが、今度はアジア中近東
アフリカにカネの力で各国の国土を租借しの世界制覇の足掛かりにしようとして居ます。
既にいくつかの国がこの犠牲で大きな借金で身動きならない様になって居るとか。
中国による中国のための開発はその国のためにはなりません。
労働者・機材すべてを中国から持って来て、地下資源等すべてを中国へ持って行くのです。
日本の国際援助はそれに比べれば甘いものです。
幾分かは日本のためと言う点では中国とドッコイ・ドッコイの点もありますが・・・
処で今回マレーシャは、前の首相時代の中国への借金まみれに決別し中国依存を修正する事を
宣言した。
中国の融資で始めるタイ国境までの東海岸鉄道・中国企業関与の天然ガスパイプライン建設
計画の中止を明言した。
タイ首相は中国のインフラ整備の一帯一路政策を新しい植民地政策と断じ、決別を表明した
ものと思われる。
一帯一路政策は中国による中国のための政策である事を、多くの国が早く気ずくべきです。