日々好日

さて今日のニュースは

九電は太陽光発電等の稼働停止の出力制御に踏み切るのか?

2018-08-28 09:01:10 | Weblog

九電は9月にでも太陽光発電・風力発電事業者に稼働停止を求める出力制御に踏み切る意向との事。

これは九州では太陽光発電が原発7~8基分の発電が可能となり、このままだと秋に向けて電力の
供給過剰が起きる可能性が出て来たための処置とみられる。

電力の需要と供給のバランスのが崩れると周波数が乱れ最悪の場合大規模停電が起きる可能性が
高いとの事です。

現在九電は玄海原発4号機再稼働・川内原発1号機2号機再稼働で充分出力は足りて居る。

太陽光発電は月5万KWのペースで増えて居るとか。

是では九州電力1社では対応できないと判断した様だ。

そもそも政府は将来脱原発で後継エネは再エネ重点すると言う方針を立てています。

しかし再エネ転換に関しては政府は10電力会社に丸投げして命令だけ伝えると言う一方的な
ものでした。

それに電力の自由化・送電配電の分離とか電力会社かにとっては存続の危機すら感じられる国
の仕打ちです。

再エネの買い上げ価格は一方的に変更されこれでは、発電業者も政府に振り回されてしまう。

本当にお粗末な我が国のエネルギィーの政策で電力会社も業者の振り回され通しですね。

是では将来原発にとって代わる筈の、再エネも怪しいものですね。

兎に角電力会社に再エネの丸投げは即やめて欲しいですね。


TPP11・EPARCEPと最後の東アジア経済連携RCEP締結はなるのか

2018-08-28 07:36:31 | Weblog

今や世界の貿易は広範囲圏の連携なくては成り立たない程になって来ています。

日本は環太平洋のTPP11・EU経済連携EPAに署名を終え、残った東アジアASEAN等16ケ国
との経済提携RCEPを残すのみとなった。

このREPECはASEAN10ケ国に、日本・中国・韓国・インド・豪州・ニュージランドの6ケ国
でFTAを進めて行こうと言う構想です。

アジア圏の経済提携は、中国が提唱したASEANプラス3ケ国間のETFTA構想があります。
これと同時に日本が提唱したASEANプラス6ケ国のCEPEC構想がある。

このRCEPは日本案に近くASEANプラス6ケ国のFTA協定です。

現在年内締結を目指して閣僚会合等交渉を重ねています。

このRCEP協定は世界のGDPの3割を占め人口では世界の人口の半分を占めるものです。

残念ながら米国第1主義を主張し一人保護貿易に走り、米国は北米経済連携NAFTA協定すら
脱会をちらつかせ、米国に有利な2ケ国間な経済提携EPA締結に熱中しています。

世界はそう言った米国を無視し米国の保護貿易を非難して居ます。

処でRCEPは、関税引き下げ・投資信託・知的財産保護・電子商取引のルール整備等16分野
が交渉対象です。

この内税関手続・政府調達等4分野は合意済みです。

日本・豪州はl広範囲な関税撤廃・厳格な知的財産保護を目指すが、中国・インドは自国産業を
守りたい一心で慎重な姿勢です。

これはTPP11協定でも新興国等が慎重な姿勢を見せ難航したのと同じパターンですね。

今回のFTA協定は大国の中国が入って居るので相当難航しそうで、或いは破談と言う事も考え
られますね。

例え締結されても後が、大変ですね。