今年の夏の暑さは将に殺人的と表現される様に近年まれに見る猛暑です。
この猛暑で野菜不足となり価格が高騰して居て日本経済にも大きな影響が出て来て居ます。
2年先東京五輪大会が開催されますが、開催時期は暑い盛りの7・8月です。
2年先も今年の様な猛暑日が続くかはわからないが、あり得る事と考えねばならぬ。
其処で森五輪大会組織委員長が安倍首相に2020年に限り2時間切り上げのサマータイム
を導入したらどうかと相談したそうです。
安倍首相も乗り気でサマータイム導入を検討する様に指示したとの事。
此のことは前にも書いたが日本は昭和23年電力不足対策でGHQの指示で、強制的に平常時
より1時間切り上げるサマータイムが実施された。
国民はサマータイムに戸惑い、不評でわずか4年後は廃止された経緯があります。
それを今回は東京五輪大会のため全国でサマータイムを実施せよとの事です。
それも2時間も繰り上げとはきついですね。
若し実施されれば6時起きる人は4時には起きねばならず、8時出勤の人は6時には出勤。
経済界は数億円の経済効果があると歓迎ですが、東京五輪のため押し付けられる国民は
堪ったものではない。
ただこのサマータイム導入となれば鉄道時間表や国内の時間がすべてに影響が出て来て膨大
な作業となるのでそう簡単に導入できるシロモノではない。
また1年限りとなればこれは大変な無駄となりそう。
全てがパソコン等で動く社会体制でサマータイム導入は可能なのか?
すでに準備時間が不足する、サマータイム導入は不可能の声が上がって居るとの事。
果たして日本は東京五輪1年間限定のためのサマータイム導入に踏み切れるのか?
開始時間を早めれば済む問題ではないか?
今の処可能性は低いがもしかしたらあるかも知れませんね。