many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

野球引込線

2010-10-08 22:09:18 | 読んだ本
W.P.キンセラ 永井淳訳 1992年 文藝春秋
きのうから、野球つながりで。
カナダの作家の野球ものを集めた短編集。
今回手にとるまで、長らくページを開けてなかったな、これ。
なんで当時読もうと思ったのかも忘れちゃってる。
同じ作者の「シューレス・ジョー」は、映画「フィールド・オブ・ドリームス」の原作らしいけど、そっちは読んでない。
っていうか、あの映画の何がどういいのか私にはわからないし。(学生んとき友だちが、「いいから観ろ、俺はキャッチボールがしたくなった」とか言ってたんだけど、観ても私には全然どこがいいのか理解できなかった。)
んー、たぶん、高橋源一郎の「優雅で感傷的な日本野球」読んだのが1988年だけど、ああいうのを求めてたんぢゃないかなと思う。

ここにある小説は、野球を観る側から書いたものもあるし、プロのピッチャーの一人称で書いたものもある。
ただし、どっちも野球のゲームそのものというか試合展開のドラマみたいなのをテーマにしてるわけぢゃない。
「世界の終末と優勝を秤にかけて」
「野球引込線」
「ニックネームの由来」
「バッドとトム」
「ナースィ」
「マニー・モタがタイ記録を立てた夜」
「お月さまに向かって」
「女房は、はだし腹ぼてデモインに」
「消防士」
「バッテリー」
「天然芝の歓び」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする